『建設作業員が足りない』 その2 | 大工のブログ

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『建設作業員が足りない』のつづきです。







昨日たまたま 書いたブログのつづきのような話を今日、現場の職人さんに聞きました。






その職人さんは、外装関係の職人さんで 今年の春までビルやマンションの仕事をしていましたが・・・






建設現場では、危険な場所での作業の年齢制限があります。職人さんは、制限にかかる年齢なので その会社仕事をやめて 一戸建て現場に来ました。




一戸建ての現場でも高所の作業は、だめなのですが ビル・マンションより厳しくないため 仕事ができます。(高所作業は、だめです)





しかし、年齢制限にかかる職人さんを全部禁止したら 今の建設現場は、成り立ちません。(特に一戸建ては)



それだけ 高齢化が進んでいます。





高所作業のような危険場所は、若い人がと思いますが人数が足りなく しかたなく 高齢の方がやっています。(だめですが・・・)





本来は、経験豊富の職人の指示で若い職人が動き 経験を生かし危険を教えたりするのですが 人がいないので 高齢の方も今までどうり仕事をしています。





  政策や法律を変えても 職人は、増えません。




職人を増やすには、『夢』を見せるしかありません。





職人に見せる夢は、やはり 『いい給料』です。





バブルの頃のような高額な賃金までいかなくてもいいと思いますが 今は、酷いと思います。