台風18号の被害について思うこと | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ

この度の豪雨で被災されました皆様へ
心よりお見舞い申し上げます。

栃木県、茨城県、宮城県での台風による、
大変深刻な被害は、
報道により皆さんもご覧になっていることと思います。

2頭の愛犬とともに流された家の屋根から、
自衛隊によってヘリコプターで救出されたご夫婦の映像は、
大変感動的なものでした。

愛犬の命を必死で守るご夫婦に、
持っていた袋に愛犬を入れるよう指示し、

女性と犬を抱え救出する自衛隊の姿は
本当に素晴らしかったです。

迅速な判断と救出の技に、
久しぶりにこの国の良き一面を見たように思います。


救われた女性が家族とともに愛犬を抱きしめる姿に、
胸が熱くなりました。

そんな女性が感謝の言葉とともに発した言葉に、
私はなんとも言えない切なさを感じずにいられませんでした。

「本当は犬は置いてくればよかったのかもしれないんだけど、、、」

それは、
世間に気づかい発せられた言葉だと思います。

そんな言葉は本来まったく必要なく、
ともに救われるべき命なのです。

ご夫婦がどれほど家族として愛犬を愛しておられるかが痛いほど伝わり、

置いてくるなどという選択肢は、
おそらくまったくなかったはずです。

このような気づかいの言葉が必要のない、

また、置いてくるという選択をさせない、

そんな社会にならなければならないと思いました。


また、自衛隊による感動的な救出の一方、
非常に残念なことがあります。

常総市の避難所では、
9月11日現在、
避難所にペットの同行が受け入れられていないことが判明しました。

避難所では、
「人命最優先なので、ペットは受け入れられない。
ペットは、車の中に置くように」
と指示されるなど混乱が生じています。

災害時、環境省からは、
ペット同行避難を推奨するガイドラインが示されています。

動物愛護法改正では
災害時に動物が適正に飼養保管されるための第六条第2項3が設けられ、

今回、茨城県でもペット同行避難の勧告を県の各市町村にしています。

ところが、避難所での受け入れについては、
各現場の判断にゆだねられ、

そこでペット同行避難を拒否している、
という現状があります。


環境省の
「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」には、
「災害時には、何よりも人命が優先されるが、
近年、ペットは家族の一員であるという意識が一般的になりつつあることから、

ペットと同行避難をすることは、
動物愛護の観点のみならず、

飼い主である被災者の心のケアの観点からも重要である。」と、

このように記されています。


環境省HP「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506/full.pdf


今回の災害で、
現場で尽力されています保護団体の活動を、
少しでも応援できればと思います。


そこで、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaでは、
「動物たちにやさしい世界を」プロジェクトで

動物たちのためのキャンペーングッズを9月16日から販売いたしますが

今回の被害を受けた動物たちへの支援に、

その売り上げの一部をあてさせていただきます。

支援先については、
現在被災地の情報が錯そうしているため、

被災状況を把握した上で決定し、ご報告いたします。

茨城県の団体「NPO法人 Capin」さんのブログから、
詳しい状況はご覧ください!
http://ameblo.jp/capin-blog/entry-12071672360.html


Evaからのお知らせ
http://www.eva.or.jp/info150911


キャンペーングッズ販売を開始しましたら、
またお知らせいたします。