きょうの料理(NHK) 2018年1月10日(水)放送
冬野菜のあったかおかず③ 坂田阿希子「カリフラワーの中国風炒め」
寒さが厳しい1月は、冬野菜がおいしくなる時季でもあります。そこで冬野菜のもつおいしさを存分に味わえるレシピを、3日間にわたって坂田阿希子さんに教わります。
3日目はカリフラワーを使った「あったかおかず」を3品ご紹介します。
1日目の「白菜のあったかおかず」
の記事です!
2日目の「かぶと大根のあったかおかず」 の記事です!
坂田阿希子 「カリフワラーの中国風炒め」
ゆでてそのまま、という食べ方になりがちな、カリフラワー。まずは人気の中国風おかず、きくらげの卵炒めにカリフワラーを加えました。下ゆでなしで、コリッとした歯ごたえを生かして炒めます。
●カリフワラーの中国風炒め
材料(2人分)
・カリフラワー 1/2個
・きくらげ(乾) 3g
・にんにく 1片
・卵 2個
・サラダ油 大さじ2
・水 カップ1/4
・塩・しょうゆ 各小さじ1/2
・黒コショウ 適量
<作り方>
1 きくらげはたっぷりの水に10分間つけて戻し、石づきを切り落として、2~3等分に切る。カリフワラーは小房に切り分け、大きいものはさらに
半分に切る。にんにくは芯を取り除いて、薄切りにする。
2 卵は溶きほぐし、サラダ油大さじ1を熱したフライパン(または中華鍋)に流し入れる。強火でふんわりと混ぜ、すぐに取り出す。
3 フライパンを軽く拭いてサラダ油大さじ1を足し、にんにくを入れる。香りが出たてきたらカリフワラーを加えてザッと炒める。鍋肌から水
(カップ1/4)を2~3回に分けて、回し入れながら炒めていく。
※少量の水と油で蒸気をまとわせるようににして炒めることで、カリッと
した食感を残しながら、中まで火を通すことができる。
4 きくらげを加えて炒め、塩・しょうゆ(各小さじ1/2)、黒コショウ(適量)を加える。調味料がなじんだら、2で取り出した卵を加えてザッと炒め合わせたら完成です。
坂田阿希子 「カリフラワーのカレーフリット」
カレーの風味をきかせた、見た目もコロンと愛らしいフライ。ビールを使うと、衣がふんわり揚がります。
●カリフラワーのカレーフリット
材料(2人分)
・カリフラワー 1/2個
・小麦粉 適量
・揚げ油 適量
・塩・黒コショウ 各適量
衣
・カレー粉 小さじ1/2
・塩 小さじ1/3
・黒コショウ 適量
・ビール(冷えたもの) カップ1/2
・小麦粉 70g
<作り方>
1 カリフラワーは小房に切り分け、ボウルに入れる。小麦粉をふって手で薄くまぶす。
※小麦粉をまぶすことで、衣がつきやすく、うまみも逃げない。
2 衣を作る
ボウルにカレー粉(小さじ1/2)、塩(小さじ1/3)、黒コショウ
(適量)、ビール(冷えたもの)カップ1/2を入れて混ぜ、小麦粉(70g)をふるって加え、軽く混ぜる。
3 カリフワラーを2の衣ににくぐらせ、180℃の揚げ油に入れ、薄く色づくまで揚げる。
4 器に盛り、塩・黒コショウ(各適量)を添えたら完成です。
坂田阿希子 「カリフラワーのピュレ」
カリフラワーの甘味をギュッと凝縮した、思わず顔がほころぶリッチな味。肉料理の付け合わせなどにぴったりの、ぜひ覚えたい一品です。
●カリフラワーのピュレ
材料(作りやすい分量)
・カリフラワー (小)1個
・水 カップ1/2
・バター 30g
・塩 小さじ1/3
・生クリーム 大さじ2
<作り方>
1 カリフワラーは小房に切り分け、鍋に入れる。水(カップ1/2)、
バター(30g)、塩(小さじ1/3)を加えて、フタをして火にかける。
煮立ったら弱火にして、10~15分間蒸し煮にする。
※スプーンで押すと、つぶれるくらいの柔らかさが目安。
2 粗熱を取ったら、鍋の中で水気をきりながらカリフワラーをミキサーに入れる。鍋に残った煮汁大さじ3~4を加えて、ピュレ状に撹拌する。
※煮汁が残っていない場合は、水を足す。
3 生クリーム(大さじ2)を加え、味をみて足りなければ塩少々を足し、さらになめらかにポッテリするまで撹拌したら完成です。
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