きょうの料理(NHK) 2014年6月25日(水)放送
梅雨もすがすがしく!さっぱりおかずベスト3
きょうの料理で紹介したレシピが検索できるサイト「みんなのきょうの
料理」のデーターを分析した結果、6月の検索ランキング上位は、ジメジメする梅雨を乗りきる、さっぱり味のおかずでした。
そこで人気の高かったレシピを、ランキング形式でご紹介します。
第1位 マロン 「ミックスピクルス 」
カラフルなビタミンカラーのピクルスは、見ているだけで元気になりそう。たっぷり作っておけばちょっと野菜が足りないな、というときも安心。野菜は軽くゆで、冷ましたピクルス液に漬けるレシピです。
●ミックスピクルス
材料(作りやすい分量)
・にんじん(小) 1本
・セロリ(小) 1本
・きゅうり 1本
・パプリカ(赤・黄) 各1個
・ディル 3本 ※爽やかで甘い香りのハーブ
ピクルス液
・米酢 カップ1
・水 カップ2
・三温糖(または砂糖) 80g
・塩 大さじ1
・赤唐辛子(種を抜く) 1~2本
・ローリエ 1枚
・黒こしょう(粒) 20粒
<作り方>
1 野菜はいずれも小さめの乱切りにする。 パプリカは内側の白い筋を取ってから、乱切りにする。
2 ホウロウまたはステンレスの鍋に、米酢(カップ1)、水(カップ2)、三温糖(または砂糖) 80g、塩(大さじ1 )、種を抜いた赤唐辛子
(1~2本)、ローリエ(1枚)、粒黒こしょう(20粒)を入れて火にかけ、煮立ったらボウルに移し、しっかり冷ます。
3 別の鍋に1リットルの湯を沸かし、塩(大さじ1/2)を入れる。切った
野菜を入れてザッと混ぜ、20~30秒間ゆでたらザルに上げて水気をよくきる。 ※野菜は軽くゆでることで適度に水分が抜け、ピクルス液がしみやすくなる。
4 野菜が熱いうちに熱湯消毒した保存ビン(1リットル容量)に移し、ディルをのせる。冷ましたピクルス液を注いで、フタをしてビンを振ってなじませる。
食べごろ
1時間後からサラダ感覚で食べられ、1週間たてばさらに味がなじむ。冷蔵庫で約1か月間保存可能。
ピクルス活用術
・粗みじん切りにしてカレーやピラフに添える。
・粗めに刻んでポテトサラダの具に加える。
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第2位 高山 なおみ 「蒸し鶏」
蒸した鶏肉はフワッとした口当たりで、くせのない味。白髪ねぎとしょうゆを添えるだけで立派な一品に。味付けせずにシンプルに蒸しておくと、幅広く活用できます。
●蒸し鶏
材料(作りやすい分量)
・鶏もも肉 2枚
・長ねぎ(青い部分) 1本分
・しょうが(皮付きで薄切り) 3枚
・昆布(5cm角) 1枚
・酒 カップ1/4
・水 カップ1/4
<作り方>
1 鶏肉は軽く洗って、厚手の鍋に重ならないように入れる。酒・水
(各カップ1/4)、長ねぎの青い部分(1本分)、しょうがの薄切り
(3枚)、5cm角の昆布(1枚)を加え、フタをして強火にかける。
2 沸騰したら弱火にし、15分間ほど蒸し煮にしたら、火を止めて5分間
ほど余熱で火を通す。
3 鶏肉に竹串を刺してみて、透き通った汁が出てきたら、蒸し汁につけたまま粗熱を取る。
4 蒸し汁ごと密封容器に入れておけば、肉がパサパサにならずに保存できる。冷蔵庫で2~3日間保存可能。冷凍保存する場合は蒸し汁ごと保存袋に入れ、食べる時は自然解凍する。
蒸し汁はスープとして利用できます。蒸し汁のおすすめの活用法を高山さんに教えてもらいました。
1 蒸し汁と水カップ1と1/2を鍋で煮立てる。
2 もやし(1袋)を加え、フタをして1分間蒸しゆでにする。
3 もやしをザルに上げ、しょうゆと黒コショウをふれば一品できあがり。
4 もやしのだしが加わったスープは、塩で味をととのえかきたまスープにする。
高山 なおみ 「蒸し鶏のパリパリ焼き」
蒸し鶏の表面をパリっと焼き、中はうまみを閉じ込めて柔らかく仕上げます。せん切り野菜がよく合います。
●蒸し鶏のパリパリ焼き
材料(2人分)
・蒸し鶏(上記参照) 1枚
・キャベツ 2枚
・にんじん 1/2本
・セロリ(葉も使う) 1/2本
・片栗粉 少々
・サラダ油 大さじ2
・ごま油 少々
ねぎだれ
・長ねぎ(白い部分) 8cm分
・しょうゆ 大さじ1
・酢 大さじ1
・酒 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・きび糖 小さじ1
・豆板醤 小さじ1/2
<作り方>
ねぎだれを作る。
1 ねぎはみじん切りにし、しょうゆ・酢(各大さじ1)、酒・ごま油・
きび糖(各小さじ1)、豆板醤(小さじ1/2)を 混ぜ合わせる。
2 キャベツ、にんじん、セロリは、それぞれせん切りにしておく。
3 蒸し鶏は温かいうちに片栗粉を全体にまぶす。 保存したものを使う場合は、ラップで包んで電子レンジ(600W)で1分間ほど加熱する。
4 フライパンにサラダ油(大さじ2)とごま油(少々)を熱し、3を入れて強火で両面をパリッと焼く。 余分な油を拭き取り、好みの厚さに切る。
5 器にキャベツ、にんじん、セロリを敷き、蒸し鶏をのせる。蒸し鶏が
熱いうちに、1のねぎだれを回しかけたら完成です。
第3位 田口成子 「鶏むね肉のさっぱり焼き」
鶏肉に片栗粉をまぶすと、口当たりがなめらかに。たっぷりの刻んだ薬味が、どんなソースやたれにも負けないごちそう感を醸し出します。
●鶏むね肉のさっぱり焼き
材料(2人分)
・鶏むね肉 1枚
・みょうが 3個
・青じそ 5枚
・レモン 1/4個
・塩・黒コショウ(粗びき) 各少々
・片栗粉 適量
・サラダ油 大さじ1
<作り方>
1 鶏むね肉は皮を取り除き、薄めのそぎ切りにする(目安は8枚分に切り分ける)。両面に塩・黒コショウ(各少々)をふり、薄く片栗粉をまぶす。
2 みょうがは縦半分に切って小口切りにする。青じそも縦半分に切り、
繊維を断つようにせん切りにする。みょうがと青じそをボウルに入れた水に放ち、1~2回水を取り替えたら、ザルに上げる。
3 フライパンにサラダ油(大さじ1)を中火で熱し、鶏肉を入れる。焼きすぎないように両面をサッと焼く(目安は両面で3分間)。※焼き色がつくまで焼いていると硬くなるので、焼き色はつかなくてもいい。
4 鶏肉を器に盛り、水気をしっかりとった2の薬味をのせ、半分に切ったレモンを添えたら完成です。お好みでレモンを絞ってお召し上がりください。わさびじょうゆやしょうがじょうゆも合うそうです。
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4位
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