きょうの料理(NHK) 2014年4月1日(火)放送
おいしく節約!もやしマスター 「もやしとちくわの磯辺かき揚げ」
4月からの消費税アップで食費も節約したいですよね。そんな時強い味方になってくれる食材が「もやし」です。
安いのはもちろん、火の通りが早く、他の食材とも合わせやすいすぐれもの。そのうえうまみもたっぷり、でヘルシー。そんな万能食材が「もやし」の魅力です。
今週はもやしの達人にその特長を生かした料理を、3日間にわたって紹介
してもらいます。
第2日目は日本料理の笠原将弘さんに、和風のもやし料理を3品教えて
もらいました。
笠原将弘 「もやしとちくわの磯部かき揚げ」
節約おかずの定番、ちくわの磯辺揚げにもやしを加えてボリュームアップ。もやしとちくわの相性もバツグンで、ごはんにもピッタリなおかずです。
●もやしとちくわの磯部かき揚げ
材料(2~3人分)
・もやし 1袋(200g)
・ちくわ 3本
・小麦粉 少々
・青のり粉 大さじ2
衣
・卵黄 1個分
・冷水 カップ1
・小麦粉 120g
天つゆ
・だし カップ3/4
・しょうゆ・みりん 各大さじ2
・大根おろし 大さじ2 ※水気を絞っておく
<作り方>
1 小鍋に、だし(カップ3/4)、しょうゆ・みりん(各大さじ2)を入れ、中火でひと煮立ちさせ、天つゆを作る。
2 もやしはザク切りにする。ちくわは長さを半分に切り、棒状に切る。
3 もやしとちくわをボウルに入れ、小麦粉(少々)、青のり粉(大さじ2)を加えて、全体にまぶす。
4 別のボウルに、卵黄(1個)、冷水(カップ1)を入れて混ぜ合わせる。小麦粉(120g)を加えてザッと混ぜ、3のボウルに少しずつ加え、もやしとちくわが程よくからみ合う濃度に加減する。
5 揚げ油を170℃に熱し、4をしゃもじにのせてすべらせながら入れる。
周りが固まったら裏返し、合計3~4分間揚げたら完成です。器に盛り、
水気を絞った大根おろしと天つゆを添えてお召し上がりください。
笠原将弘 「もやしと鶏肉の白あえ」
もやしと豆腐と鶏のむね肉といった、お財布にうれしいものばかりで白あえを作ります。良質なタンパク質・鶏むね肉&豆腐、低エネルギーのもやしとの超ヘルシーな組み合わせです。
●もやしと鶏肉の白あえ
材料(2~3人分)
・もやし 1袋(200g)
・鶏むね肉 100g
・木綿豆腐 150g
・うす口しょうゆ 小さじ2
・ゴマ油・みりん 各小さじ1
・白ごま 少々
<作り方>
1 木綿豆腐はペーパータオルで包み、水を入れたボウルなどで重しをして、30分間ほど水切りしておく。鶏肉は皮を除き、1.5cmほどの厚さの
そぎ切りにして、2~3等分にする。
2 もやしは塩(少々)を入れた熱湯でサッとゆでる。網じゃくしですぐに引き上げ、ザルに広げて冷ましておく。
※鍋に残った湯で鶏肉に火を通すので、湯は捨てずにザルや網じゃくしでもやしだけをすくい、そのまま火にかけておく。
3 2の湯に鶏肉を入れ、再び沸いてきたら火を止める。5分間ほどおき、
余熱で火を通す。取り出して粗熱を取り、水気を拭いて手で食べやすく
ほぐす。
4 水切りした豆腐を手でちぎってボウルに入れ、うす口しょうゆ(小さじ2)、ゴマ油・みりん(各小さじ1)を加えて、泡立て器で混ぜる。
5 4のボウルに、もやし、鶏肉、白ごま(少々)を加えてサックリと和えたら完成です。
笠原将弘 「もやし豚汁」
豚肉のコク、もやしのみずみずしさが引き立て合う、究極のシンプル豚汁
です。具だくさんの豚汁にもひけをとりませんよ。
●もやし豚汁
材料(2~3人分)
・もやし 1袋(200g)
・豚バラ肉(薄切り) 100g
・水 カップ3
・昆布(3~4cm四方) 1枚(3g)
・みりん 小さじ1
・みそ 大さじ3
・黒コショウ(粗びき) 適量
<作り方>
1 豚肉はひと口大に切る。
2 フライパンを弱火にかけて、豚肉を広げて入れ、脂を出すようにじっくりと焼く。脂が出たらもやしを加え、強火で炒める。
3 もやしがしんなりしたら、水(カップ3)、昆布(1枚)、みりん(小さじ1)を加えてひと煮立ちさせる。火を弱め、みそ(大さじ3)を溶き入れたら完成です。器に盛り、黒コショウを(適量)ふってお召し上がりください。
1位
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2位
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3位
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4位
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