きょうの料理(NHK） 2014年3月24日（月）放送
決定版！春のベストレシピ① 早くて簡単 節約おかずベスト3
きょうの料理で取り上げるレシピを検索できる、インターネットサイトから過去3年間の3月と4月のアクセスデータを分析したところ、節約おかず、鶏肉、春のご飯もの、スピード副菜に人気が集まっていることがわかりました。
そこで今週は４日間にわたって、それぞれをランキング形式で発表します。第1日目は「早くて簡単 節約おかずベスト3」です。この時季に作りたい料理の中でも、とりわけ人気が高かったのが節約食材を使ったレシピです。激戦の中でも特に支持を集めたベスト3をご紹介します。
＜決定版！春のベストレシピ① 早くて簡単 節約おかずベスト3＞
第1位 堀江ひろ子「ひき肉と豆腐のにら炒め」
インターネットサイトでも絶大の支持を集めたもが「ひき肉と豆腐のにら
炒め」です。
ひき肉、豆腐、にら、卵と節約料理の優秀食材たちだけで、あっという間に立派なボリュームおかずのでき上がりです。栄養も満点で、これぞ節約おかずを極めた一品です。
●ひき肉と豆腐のにら炒め
材料(4人分)
・豚ひき肉 100g
・豆腐（木綿または絹ごし） 2丁 ※木綿の方が崩れにくい
・にら 1把
・卵 2個
・片栗粉・水 各大さじ1
・しょうが（みじん切り） 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ1/2
・紹興酒（または酒） 大さじ1
・中華風顆粒チキンスープの素 小さじ2
・ゴマ油 少々
＜作り方＞
1 豆腐は1cm角に切る。新聞紙の上にペーパータオルを敷き、切った豆腐をのせて水気をよくきる。にらは2cm長さに切る。
2 ボウルに、片栗粉・水（各大さじ1）を入れて溶き、卵（2個）を割り入れる。※先に溶いてしまうとコシなくなるので、6の炒める直前に卵を溶きほぐす。
3 火にかける前のフライパンに、豚ひき肉、しょうがのみじん切り・しょうゆ（各大さじ1 ）、砂糖（大さじ1/2）を入れて、ヘラで混ぜ合わせる。
4 強めの中火にかけ、ひき肉をヘラでつぶすように炒める。
5 ひき肉がパラパラになったら、紹興酒(大さじ1）、中華風顆粒チキンスープの素(小さじ2）を加えて混ぜ、1の豆腐をのせて、2～3分間そのままの状態で火を通す。 ※豆腐が崩れるので、かき混ぜない。
6 にらを加えてサッと混ぜ、2の卵を溶きほぐして回しし入れ、底から
大きく混ぜて火を通す。仕上げにゴマ油（少々）を回しかけたら完成です。
第2位 陳建一「もやしと豚バラと油揚げのピリ辛炒め」
節約食材で栄養があるものといえば、もやしです。数あるもやしレシピの中でも、陳建一さんの本格中国風レシピが人気を集めました。満腹感があり、ご飯がすすむ一品です。
●もやしと豚バラと油揚げのピリ辛炒め
材料(2人分)
・もやし 150g ※ひげ根があれば取る
・豚バラ肉（薄切り） 100g
・油揚げ 1枚
・にら 50g
・長ねぎ 5cm分
・しょうが（みじん切り） 少々
・サラダ油 少々
調味料
・豆板醤 大さじ1/2
・甜麺醤 大さじ1/2 ※ない場合はみそと砂糖で代用可
・酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1/2
・オイスターソース 小さじ1
・昆布茶（粉） 小さじ1/4 ※ない場合はだしの素で代用可
・コショウ 少々
・ゴマ油 少々
・水溶き片栗粉 少々 ※片栗粉を同量の水で溶いたもの
＜作り方＞
1 豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。油揚げは短冊形に切る。にらは
長さ5cmに切る。長ねぎとしょうがはみじん切りにする。
2 フライパンにサラダ油（少々）を熱し、豚バラ肉を強火で炒める。脂が出て全体が香ばしくなったら、豆板醤・甜麺醤（各大さじ1/2）、長ねぎとしょうが、酒（大さじ1）を加えて、よくからませる。
3 肉全体にきれいな色がついたら、油揚げを加えてサッと炒める。 しょうゆ（大さじ1/2）、オイスターソース（小さじ1）、昆布茶（小さじ1/4 ）、コショウ（少々） を加えてサッと炒めたら、もやしをのせ、フタをして蒸し煮にする。
4 2分間たって、もやしの表面に汗をかいたようにうっすら水分が出て、ややしんなりしたら、にらを加えて炒め合わせ、全体に味をなじませる。
5 仕上げにゴマ油（少々）を回しかけて香りを出し、水溶き片栗粉(少々）を回し入れ、サッと炒めて軽くとろみをつけたら完成です。
第3位 小田真規子「豆腐のかば焼き丼」
このレシピは元々はダイエット企画で、食べごたえがあって栄養のバランスをとれたどんぶりメニューということで提案されたメニューです。
ひき肉＆パン粉でボリュームアップさせ、甘辛の照り焼きにした豆腐は、
うなぎよりも安くて低カロリー。
アレンジも可能で鶏ひき肉に替えるとやさしくマイルドに、合びき肉に替えるとがっつりワイルドな味わいになりますよ。
●豆腐のかば焼き丼
材料(2人分)
・木綿豆腐 1/2丁
・豚ひき肉（赤身） 80g
・パン粉 大さじ2
・塩 少々
・焼きのり（全形） 1枚
・ししとうがらし 4～6本 ※竹串などで穴をあけて焼く
・片栗粉 小さじ1/2
・サラダ油 大さじ1/2
・ご飯 300g
・粉ざんしょう 適量
甘辛ダレ
・みりん 大さじ1と1/2
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・水 大さじ1と1/2
＜作り方＞
1 豆腐は3つか4つに手でちぎって、1個ずつペーパータオルで包み、タネが崩れるの防ぐために水気をしっかりととる。
2 ボウルに、1の豆腐、豚ひき肉、パン粉(大さじ2）、塩（少々）加えてよく練り混ぜ、2等分にする。
3 全形の焼きのりを半分に切り、ざらざらしている方の面に片栗粉（小さじ1/2）をふって、2のタネをのせて指の腹でのばしていく。もう一枚も同様に作る。
●ポイント
タネをのせてのばす時に、高いとところと低いところを作って、厚みをばらつかせた方が、うなぎのかば焼きの表面の感じが再現できます。
4 フライパンにサラダ油（大さじ1/2）を熱し、3をのりの面を下にして
1分間焼き、のりと生地がなじんだら裏返して2～3分間焼く。
5 タネに焼き色がついたら、みりん・しょうゆ・水（各大さじ1と1/2）を混ぜ合わせた甘辛ダレを加え、スプーンでタレをかけながら、全体にからめる。
6 5のタネを3等分に切り、どんぶりに入れた温かいご飯の上にのせ、フライパンに残ったタレをかける。焼いたししとうを添えて、粉ざんしょうをふったら完成です。
 1位
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 2位
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 3位
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4位
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