今回の対象牛は真華盛と白清照
真華盛は華盛桜の全兄弟になります
種雄牛造成のプロジェクトにて受精卵にて造成されました
基礎雌の年齢制限等、ギリギリ色々引っかかる所もあったんですが、何せ口蹄疫による殺処分の後に出た結果が、当時の過去最高成績
これは上げとかないといかんでしょって感じです
自分も何頭か食したのですが非常に脂質がよくBMS12でも胃がもたれない能力の高い牛でした
検定結果
さて内容ですが全ての形質でかなり高い数値
枝肉重量とBMSの値では過去最高と素晴らしいものでした
実際見た感じでは格付がちょい甘いかなと言う印象です
1から1.5くらい下の評価くらいかなと自分では見ています
それでも8近い数字
いいんじゃないんでしょうか?
以下は実際見た自分の感想です
サシは荒サシ傾向
バラは枝肉重量からすると若干薄めの印象ありますが十分な厚さ
脂質も良好だと思われます
講評の中では肉色にやや難
ありとの事でしたが、あまりピンク過ぎるのも美味しく無いですからね
モモの張りも十分で抜けていた検体も約半数
ニーズはある種雄牛かと思います
後は繁殖的な問題で、種付きの悪さが目立った華盛桜に似なければ良いのですが
とにかく新しいスターの誕生と言って良いと思います