助産婦さんと久々の再会 | きよくんにっき

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毎日の出来事をつらつら書きます。きよくんが独り立ちして、ママが遊び狂えるその日まで・・・

今日は検診の日でした。

12:50のアポイントに、急ぎクリニックへ向かうと、どうやら前の人が終わっていない様子。

20分ほど遅れて、助産婦のジューンが待合室に呼びにきました。


もう、次の予約の人も来て待っているようでしたが、ジューンはビッグスマイルで、

「イタリア旅行はどうだった?」としきりに話を聞いてくれます。

かいつまんで旅行の話をすると、力の入った相槌を何回も入れてくれ、「私も2回行ったけど、ヴェニスが最高よね!2回目は50歳の誕生日のときだったわ~夫にプレゼントとして何が良いか聞かれたから、ヴェニスへの旅行って答えたの!でね、ほんとに行ったんだけど、すごーく楽しかったっ♪しかもサンマルコ広場の高級カフェでコーヒー飲めたしほんと最高だったわ~」

と、思い出しては熱く語っていました。

楽しいおばちゃまです。


そして、「今週が妊娠何週目か知ってる?」というので、

「32週です」というと、

「ワーォ!!」←特に意味なし(^^;)


・・・いつも元気なおばちゃまですが、今日はさらにテンション高!


血圧、尿検査、赤ちゃんの心音共に異常なしで、ほっとしました。


途中で、家で落ちあうはずのてつが、こちらの時間がずれたため、学校からまっすぐクリニックにきてくれました。

前回大学病院で見た超音波が気に入ったてつは、

「あの~できればもう一回、超音波見たいんですけど」

と、だめもとでリクエスト。


するとやはりこんな答えが帰ってきました。

「超音波はもうないのよ~!前回(21週目)見たときなんの問題も無かったし、

今の時点で赤ちゃんが大きすぎたり小さすぎたり、深刻な問題があれば別だけど、

彼女、深刻な問題何も無いから、もう産まれるまで一度もないわ」


ということです。さすが、タダというだけあって、わがままはいえません。


また、手の痛みを訴え、湿布など適切な鎮痛効果のあるものを教えて、というと、

やはりこんな答えが。

「それは妊婦に良くある症状で、手の皮の中にあるトンネルが体重増加などで不具合を来すのだけど、

出産後、徐々によくなるから大丈夫。魔法の薬も湿布も無いの。とにかくしびれたりしたら動かしたらいいのよ」とのこと。

くすん。。。折角薬代もタダになるから、(本来NHSでも薬代は別途必要ですが、妊娠中~出産後1年間は薬代も無料になります)湿布もらいたかったのに・・・


手の皮のトンネルの異常。。。きっと手根管症候群のことかな~と、帰ってインターネットで検索しましたが、軽度の場合、特に処置方法はなく、サポーターをして様子を見ましょう、ということくらいでした。

あとはみな、酷くて手術した方の例でした。

うーん、ジューンの無処置も一応正当だったのか・・・?


ところで、来週はジューンが家に訪問し、Birth planの打ち合わせです。

イギリスでは、出産に関するほとんど全てのことを自分で決めます。

どこで、誰と、どんな風に、どんな薬を使って、ということを綿密に打ち合わせるのです。


もちろん、緊急の場合は希望通りに行かないこともありますが、基本的には希望通りに進むよう配慮してくれます。

NHSに登録し、担当助産婦さんに会うと、まずは自宅で産むか病院で産むか聞かれます。

病院で産みたい、と答えると、病院で産む際、ドクターに任せてドクターの指示の元で出産をするか、

助産婦に任せるか、どちらを希望するかと聞かれます。


こんな風に、一から十まで選択また選択です。


麻酔の種類も豊富なので、この麻酔はOKだけどこの麻酔は絶対だめ、など、あらかじめ希望しておかないと、陣痛の苦しみのあまり、「なんでもいいから楽にして」と口走った場合に、あとで後悔するのです。


出産中の処置についてはもちろんですが、出産後に、赤ちゃんをすぐ胸に抱きたいのか、きれいに洗ってからでいいのか、へその緒は誰が切りたいのか、母乳はすぐあげたいのか、あとでいいのか、産んだ直後は夫とあかちゃんだけそばにいて欲しいのか、などなど・・・

実際、全部希望がかなうかは疑問ですが、聞いてくれるだけありがたいかなと思い、全てきちんと計画しようと思います。


しかし、医学用語は普通の英和辞典に無いことが多く、Birth Planをたてようにもわからない単語続出(UU;)

ま、こんなときの為にジューンがいるんだもの、疑問はまとめて来週にまわそうっと♪