ダラム大学図書館より | きよくんにっき

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毎日の出来事をつらつら書きます。きよくんが独り立ちして、ママが遊び狂えるその日まで・・・

長らくお休みしてしまいましたが、やっと復活(^0^)です。

4月12日に渡英し、もう1ヶ月と10日もたってしまいました。


日本からの道のりは長かったけれど、ダラムは大変治安もよく、空気も景色もきれいで、

町は小さくても活気に満ちています。

結婚後、東京の門前仲町に住んでいた私は、下町風情を楽しむ一方、空気の悪さなどが気になっていたので、その点、草木の香りにあふれるダラムはとても清々しくて最高♪


また、快適な毎日の中にも、イギリスにありがちな不便さも感じました。

たとえば、British Telecom。 これは日本で言うNTTにあたりますが、4月末に電話線開通の申請をしたら、

工事日は5月20日と指定され、唖然としながらも、首をながくして3週間待ちました。


けれど、5月18日に「20日に伺います」のメールが入ったにも関わらず、当日いくら待っても来ないのです!時間は守らないだろうからと、午前中から夕方まで一日家から動かず待っていた私の一日と、信じて待っていた3週間はなんだったのか(涙) 


なんてこともありました。もちろん問い合わせしましたが、どうなることやら。

いつか来てくれるだろう・・・と、今は仏の心で待っています。



渡英から今まで、住民登録、電気ガス、水道など、なれない英語でがんばってくれたTくん。

1ヶ月経って、最近会話がすごく上達したみたいです☆

ランゲージセンターのクラスメートともすぐ仲良しになって、最近はクラスの集まりに私も参加させてもらってます。Tくんのおかげで私もお友達に混ぜてもらえて、楽しい時間が増えました(*^^*)


週末はスコットランドやヨークに日帰りで観光にいったり、一緒にハリーポッターのDVDを、

「おおー!みんなブリティッシュイングリッシュだね」なんていいながら見たり☆の毎日です。


病院探しのこと


渡英前から心配していた、出産病院探し。でも、これが一番最初に解決したのです!


Tくんが通うランゲージセンターのアコモデーションスタッフは、ダイアンという50歳くらいのおば様でとてもチャーミング。びっくりするほどいろいろなことを助けてくれました。

到着時駅までの出迎え、不動産契約、銀行口座の開設、車購入時(希望するディーラーまで連れて行ってくれました)など、暮らしに必要なことは何でも力になってくれました。


彼女に、「私はプライベートの病院で産もうと思いますが、良い病院をご存知ですか」と聞くと、

「プライベートではないけれど、そのような感じにやってくれるNHSだから一緒にいきましょう!」といって、

クリニックの登録も付き合ってくれたのです。

イギリスでは、助産婦制度が発達していて、妊娠の診断を受けると、自分の担当の助産婦さんがつきます。

NHSのクリニックに着くと、ダイアンが出産したときの助産婦さんがとてもよかったからといって、その助産婦さんを指名してくれました。

その日は書類上の登録のみを行い、数日後、登録に伴う検査を受けました。

これは看護婦さんが担当してくれ、その笑顔とわかりやすい英語に助けられ、

びくびくすることもなく、無事地元のNHS病院に登録を済ませることができました。

もちろんTくんも一緒に登録しました。日本では産婦人科の中に一緒に入ることができなかったので、

’一緒にいることが当然’という空気がうれしかったです。

そしてなにより、このクリニックは家から歩いて5分足らずのところにあり、通院にも便利!


その10日後、大学のヘルスセンターで、自分の担当の助産婦さんに会いました。

助産婦さん、といえば、なんとなく「どーんとこいってかんじのおばちゃま」って勝手に想像していたら、

迎えてくれたのは、どちらかというとキャリアウーマン風の背の高いてきぱきした女性。でもユーモアも

たっぷりで、安心して出産を迎えることができそうだなと、Tくんとふたり、ほっとしました。


そして、その2週間後、出産する大学病院で超音波検診を受けました。

大学病院でのはじめての検診にびくびくでしたが、これまた明るい笑顔の専門看護婦さんが、

担当してくれて、とてもリラックスして検診を受けることができました。

「夫が一緒なのだけど、駐車場を探していて、まだ到着していない」というと、一通り赤ちゃんの健康状態を調べた後、室外に見に行ってくれたりして、15分遅刻してしまった夫に、快く初めからすべての説明を超音波を見せながらしてくれました。

Tくんは、動いている画像で見るのは初めてだったので、感激。

結局超音波を20分以上あてていて、おなかはヒヤッとしてきましたが、日本ではこんなにゆっくり見たことがなかったので、なんだか得した気分でした。

そして、最後に、写真何枚ほしい?ときかれ、またびっくり。

2枚お願いします、といったら、厚紙のかわいい写真ホルダーにいれてくれました。


日本では婦人科検診に慣れようとしながら、毎回本当は精神的に負担を感じていた私にとって、必要なとき意外は助産婦さんと看護婦さんが検診してくれるこの制度は、本当に心が安らぎます。


渡英早々、最近出産したばかりの日本人のかたとお友達になれたので、いろいろと教えてもらったり、本を貸してもらったり、本当に来て良かったとしみじみ感じるこのごろです。



次回は自宅でブログ更新できることを願いつつ。。。


British Telecom 早く工事にこーい(>0<)」