国鉄東名ハイウェイバス 東京→名古屋 ブルー号 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

拙ブログと相互リンクを戴いております、isaburou_shinpei様のブログ「古紙蒐集雑記帖 」の4月15日のエントリ「国鉄バス ブルー号 」にて、国鉄ハイウェイバスのブルー号の見本券がご紹介されておりますが、実券と思われる券を1枚所持しておりますので、便乗してご紹介させて戴きます。



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昭和48年5月の発行ですが、東京発時刻のみの記載で、ブルー号の号数は記載されておりません。

タイトルは「国鉄・東名ハイウェイバス」となっており、東京印刷券でタイトルに「東名」が入る点から、isaburou_shinpei様が図示された見本券よりも、1つ前の様式の券と思われます。






こちらは、ほぼ同じ時期に発売されたと思われる、通常便用の乗車券です。


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こちらもタイトルに「東名」が入った券となります。

「ブルー号」用の券は区間表示の下に便名を表示したため、通常用の券と比較して有効日数は裏面(後述)に、運賃は最下段の発行箇所表示の左側に移動している事が判ります。






こちらは裏面です。


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上段は「ブルー号」用の券、下段は通常便用の券となります。

「ブルー号」用の券の途中下車指定駅の記載は「東名館山寺」のみで、通常便の券には記載されている東名御殿場、東名日本平、東名豊川の記載がありません。これは「ブルー号」は東名御殿場、東名日本平、東名豊川には停車しないために、記載されていないものと推察されます。



この記事は、isaburou_shinpei様のブログ「古紙蒐集雑記帖 」の4月15日のエントリ「国鉄バス ブルー号 」に、トラックバックさせて戴きました。