と言うことで、映画「ボクの妻と結婚してください。」を公開初日に見に行ってきました… 監督は、「阪急電車 片道１５分の奇跡」や「県庁おもてなし課」など、意外に相性のいい三宅喜重さんですからね～ かなり期待大でございます…
あ、若干の不安というのはですね… 内村光良さんが主演だったNHKのドラマがあまりにも好きだったので、織田裕二さん主演というのが、ちょっと気にはなっていたのです…
ま、簡単に結論から言ってしまえば、映画としては、泣き所もあったし、このストーリーは結構好きなので、良かったと思うんだけど、やっぱ、ドラマで毎週泣かされていたことを思えば、あまりにもストーリーが薄かったかもしれません…（ドラマ版の方が、いろんなことが丁寧に描かれてたかな？）
心配していた織田裕二さんに関しては、いつもの「熱さ」で一生懸命に頑張っていましたし、なかなか「いい味」を出していたかと思います… 少しコミカルな部分も、かなりシリアスな場面も、いい意味で「織田裕二らしさ」が出ていたと思いますね～
「妻」役の吉田羊さんの方も、ドラマ版の木村多江さんが好きだっただけに、大きな心配材料の一つではありましたが、こちらは十分過ぎるくらいに良かったと思います！ 木村多江さんほどの思い入れはないのですが、ものすごく可愛らしい「妻」になっていたと思いますね～（好感度大でした！）
ちょっと不満だったのが、一人息子さんとのシーンかなあ？ 子役の込江海翔くんは、今、いろんな映画にも出て活躍している子らしいし、彼そのものはすごく良かったと思うんだけど、ドラマ版の子にはボロボロ泣かされちゃったんだけど、彼と病気のお父さんとのシーンがイマイチ盛り上がらなかったかもな～ 「お子さんに病気を告げる」なんてあたりが、一番の号泣になるかと思っていたんだけど…
正直に言えば、ドラマ版を見ていなければ、いい映画と言えたのになって感じはしています…
Yahoo映画の作品解説より
テレビ業界の第一線をひた走る放送作家が余命宣告を受け、家族に残す「人生最期の企画」のため奮闘するさまを描いた樋口卓治の人気小説を映画化。愛する妻子の幸せのために、残された時間を使って妻の最高の結婚相手探しに奔走する主人公・修治を織田裕二が熱演。監督は『県庁おもてなし課』などの三宅喜重、脚本を『電車男』などの金子ありさが手掛ける。
若手女優さん好きなもので、個人的には、森カンナ・佐藤ありさ・大塚千弘という可愛らしい３人の女優さんには、目を楽しませていただきましたよ～ 特に、大塚千弘さんの顔、好きなんですよね～ あ、若手ではないですが、高島礼子さんも良かったですよ！（今回は、かなり重要な役でしたし…）
とりあえず、織田裕二さんの「熱さ」ばかりが目立つ映画だったと思います… ま、これを良しと見るか見ないかで、好き嫌いは分かれるのかもしれません…
後はやっぱ、不満を言わせてもらえば、ラストかな？ ドラマ版のラスト、良かったんですよね～ そういう意味では、映画版の方はちょっと残念だった気がする…