自分は、いつまで自分でいられるんだろう? 映画「アリスのままで」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

わたし、実は、ネクタイの結び方がわからなくなってしまったことが2回ほどあります… 仕事柄、毎日しているモノなんだけど… あまりにも突然の出来事で、あまりにもショックで、病院で検査をしたこともあります…

日頃から、物忘れは激しいこともあり、何度もスタート地点に戻って「あ~」と思い出すことが多く… 若年性アルツハイマーかと疑ったこともあるんです… ま、お医者さんに言わせると、物忘れとアルツハイマーは全然違うとのことなんだけどね… 自分が自分でいられなくなることについては、誰よりも心配しているんです…

と言うことで、ジュリアン・ムーアが昨年のアカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した映画「アリスのままで」、ようやくDVDで鑑賞することができました…




正直な話、この映画を見る勇気、なかったんですよね~ 予想どおりの辛いお話でした… アリスの気持ちがわかりすぎて… その家族の気持ちもわかりすぎて…(実は、この映画をDVDで見てから、もう3ヶ月以上もたっているんですけどね~ なかなか書く気にならなかったのです)

ま、病気のことはともかく、数多くの映画祭・映画賞で主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーア、かなり好きな部類の女優さんです…(お人柄が良さそうですよね~ ちなみに、この映画では世界6大映画祭での主演女優賞受賞という快挙を達成しています!)

ジョギング中に道に迷うシーン… やはり印象的ですよね~ これ、不思議なもんで、次の日に同じ行動をしても、何の問題もなく、普通に帰ってくるんですよね~(ネクタイの時もそうだった…) いつ、突然どんなときに発症するかわからない、怖い病気です…(これって、それこそ、ただの物忘れとは違うものだと思うんだけど…)

でも、そんな避けられない運命を自分なりに受け止めて、家族と共に最後まで頑張ろうとしたジュリアン・ムーアは凄かったですね~ この映画を見て、勇気をもらえたことも事実です…




Yahoo映画の作品解説より
若年性アルツハイマー病と診断された50歳の言語学者の苦悩と葛藤、そして彼女を支える家族との絆を描く人間ドラマ。ベストセラー小説「静かなアリス」を基に、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)を患ったリチャード・グラツァーと、ワッシュ・ウェストモアランドのコンビが監督を務めた。日に日に記憶を失っていくヒロインをジュリアン・ムーアが熱演し、数多くの映画賞を席巻。





この映画の監督リチャード・グラッツァーさんは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)で4年間も闘病し、63歳で亡くなったんですよね? この映画の公開前だったかな? 病気と闘いながらの映画製作、大変な苦労があったと思われます… 最後に素晴らしい映画を、この世に残してくれましたよね~ ご冥福をお祈りします。