桜の季節に① とても哀しく辛い話でした… 映画「桜、ふたたびの加奈子」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

突然、子ども(娘)を交通事故で失う… しかも、入学式の日に… これは、あまりにも哀しい物語でした… ようやく秋田でも、桜の季節を迎えたということで、選んできた映画だったのですが…

主演の広末涼子さん、なんとデビュー20周年だったんですね~ あの可愛らしい女子高生が、いまや二度目の人妻…(笑) あれから20年なんですね~ 早いものです… あまり公表はしてませんが、あの顔と声、大好きです!

ということで、映画「桜、ふたたびの加奈子」を見たのですが… 実は、あの事件のこと、忘れてました… この映画、実は、DVDは発売禁止になってます…(レンタルはOKのようですが…) そうです! この映画の音楽… 担当は、あの佐村河内守… かなり印象的というか、派手というか、耳に残っちゃう音楽です… すごい違和感がありました…




最近、ノイローゼになる、心が病んでしまう女性シリーズのようになっちゃってますが、娘さんを亡くした広末涼子さん、なかなか立ち直れません… かなり追い込まれちゃいます… 気持ちはわかるとか、簡単には言えない感じです…

そんな彼女と、時にはイライラ、時にはのほほんと暮らす(そんな風に見えちゃう)旦那・稲垣吾郎さんは、ある意味はまり役… 難しい役は、彼はお得意ですよね…

もう一人の主役・福田麻由子さんも、かなりの育児ノイローゼ… 若くしてできちゃった、しかも、その男には逃げられたということで、彼女もまた追い込まれちゃってました…




映画.comの解説より
広末涼子と稲垣吾郎が娘を亡くした夫婦を演じ、さまざまな人とめぐり合いながら再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。娘の加奈子を事故で亡くした容子は、自分を責め続け、もう存在しない容子が見えると言って世話を焼くようになる。夫の信樹は、そんな妻を救い出したいと願いながらも、現実を受け入れ、前を向こうとしない容子にいら立ちを募らせていく。そんなある日、容子はシングルマザーとして子どもを産む決意をしていた女子高生に出会い、その子どもが加奈子の生まれ変わりに違いないと確信する。





佐村河内氏の激しい音楽(あ、本人が作ったものではないと思いますが…)と、広末さんの演技が印象的なこの映画、桜の季節には見ようと、ずっと楽しみにしていたのですが… 予想以上に重い映画だったんですね… 桜って、明るいイメージもあるけど、かなりその逆というか、暗さ(儚さ)を表す場合もありますよね… ま、そういうところが日本人に愛されるのだと思いますが…

かなりの重さ90%、次の命への希望10%って感じの映画でしょうか? 満開の桜とともに、命の儚さも描かれた映画になっていました… 佐村河内さんの事件がなければ、もうちょっと評価されても良かった映画なのかもしれませんが、非常に残念な思いでいっぱいです…