昨日のブログで紹介した映画「彼女が消えた浜辺」に出ている役者さんは出ているの？っていう問い合わせがありましたが、女優さんは出てませんでしたね～ シャハブ・ホセイニという男優さんが出てましたね～ 前の映画では、離婚したばかりで可愛い女性エリを紹介される役、今回は、もんのすごい短気な夫・ホッジャドを熱演しています。
映画.comの作品解説より
ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞と男優、女優陣のアンサンブルに対して銀熊賞（男優賞・女優賞）が授与され、ベルリン映画祭史上初の作品および男優、女優賞の3冠を達成したイラン映画。
離婚の危機を迎えた夫婦を軸に、両親をつなぎとめようとする娘や、彼らの問題に巻き込まれてしまうもうひとつの家族の物語が絡み合い、複雑な人間心理を描き出していく。
昨日紹介した映画に負けず劣らず、とにかく激しい言い争いのケンカ映画でしたね～ イラン映画のイメージ… わたしにとってはケンカ映画に…（アスガー・ファルハーディー監督の特徴なのかもしれませんが… ちなみに、この映画はファルハーディーの個人的な体験が元になっているらしいね！）
解説の中にもありますが、男性キャスト陣で男優賞、女性キャスト陣で女優賞を受賞するという珍しい作品。 二組のご夫婦の大喧嘩が、とにかく凄い！ 嘘に嘘を重ねるから、どんどん泥沼にはまっていく…
この映画を語るにはイマイチ自信がないので、感想はホームページより抜粋させてください…
離婚の危機を迎える夫婦、つなぎとめようとする娘、そして、彼らの問題に巻き込まれていくもう一つの家族。すべては愛する人のために、守るべきもののために――。それぞれが抱える“秘密や嘘”、胸の奥にしまわれた“真実”が複雑に絡み合い、彼らの人生を翻弄していく――。
リアリティのある巧みな人物描写と、いくつもの伏線を張り巡らせた緊張感溢れるストーリー展開で、観る者は画面から一瞬も目が離せないほど虜になります。
夫婦の離婚問題、アルツハイマーの父親の介護問題、イラン独特の格差社会の問題、信仰や倫理に関わる立場の相違、司法の在り方などなど、この映画に提示されるすべてが「問題」の作品でした… イラン映画も恐るべしって感じでしたね～
しかし、コーランの存在ってあれほどまでなのか～（日本人には、理解できないことかもしれませんね～）という衝撃のラストには、驚かされましたな～