同じく、ずっと涙と鼻水が止まらなかった。（すがっち）
この映画、昨年見ていたら、年末に発表した「わたしのお気に入り映画ベスト５」に絶対入っていました。もしかしたら、１位って言ってもいいかも！
初めて知る、アウンサンスーチーの１５年間… もう、ただただ涙でした… あまりにも悲しい現実、あまりにも酷い１５年間の軟禁生活でした… ノーベル平和賞受賞… 世界中の誰もが彼女を支援しても、誰にも変えることのできない現実がそこにはあったんですね～
映画「The Lady アウンサンスーチー 引き裂かれた愛」 前日、交通渋滞で見逃した作品でしたが、次の日、しっかりリベンジしてきました… 珍しく夫婦で出かけたのですが、二人してボロ泣きしてきちゃいました…
映画.comの作品解説から
ビルマ（現ミャンマー）の非暴力民主化運動の指導者で、1991年にはアジア人女性として初のノーベル平和賞も受賞したアウンサンスーチー氏の半生を描くヒューマンドラマ。軍事政権との過酷な戦いや民衆を魅了する強さ、イギリス人の夫マイケル・アリスとの愛情などが描かれていく。作家のレベッカ・フレインがスーチー氏の関係者へ取材を重ねて執筆した脚本を、リュック・ベッソン監督のメガホンで映画化。主演はミシェル・ヨー。夫のマイケル役に英国の名優デビッド・シューリス。
ミシェル・ヨーさんが、まるでアウンサンスーチーさんに見えます。そっくりですよね～ その美しさにも見とれちゃいましたけど、妻としてのスーチーさん、母としてのスーチーさん、そして、指導者としてのスーチーさん、どの姿もとっても素敵でした…
ちなみに、２００時間にもおよぶスーチーさんの映像を入手し、容姿のみならず、話す英語やビルマ語も完璧にマスターしたんですって！ 現地ビルマのエキストラさんからも、「まるで、本人そのものだ～」という驚嘆の声があがったとのことでした！
遠く異国の地で暮らす病気の夫に会いに行くべきか、でも、一度でも祖国を離れたら二度と祖国には戻ることができない… あきらめるべきなのか？ 二人の心は、離れることはなかったんだけど、悲しい選択でした…
夫のデビット・シューリスさんも、本当に優しい素敵な旦那さんでした… 子どもたち二人も、無理やり母と離されてもしっかり成長して、偉いな～って感激！ ノーベル平和賞受賞のスピーチなんて、涙なしでは聞くことができませんでした…
軍事独裁政権との１５年間の孤独な闘い… これは、絶対に見たほうがいいと思います！ 凄い作品に出会えて、感動しちゃいました！