東京電力社員の給料を野菜で払ったらどうか? | SUEのブログ

東京電力社員の給料を野菜で払ったらどうか?

作付けに暗雲 農家の悲痛な声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110403-00000005-mai-soci


福島県や宮城県や茨城県などの野菜が放射能汚染により、また風評被害も
重なって売れなくなってきている。

実際のところ、事故後3週間程度の葉物野菜は表面上に放射線が付着している
だけなので、洗い落とせば心配はないようだが、1ヶ月も過ぎると
放射能自体を内部に取り込んでしまうので、安全とはいえなくなってくる。

一時的ならともかく、それを取り続けるのは問題があるだろう。

特に放射能の影響を受けやすい、乳幼児・子供・妊婦さんはなるべく
採らない方が良い。


「東電原発事故をターニングポイントに」2-2 の⑬
http://blogs.yahoo.co.jp/ht_sue/27520176.html

それでも、農家の補償はしなくてはいけないし、原子力保安院や閣僚が
そんなに「安全」だと主張するのであれば、東電の社員および原子力保安院
および閣僚の方々に消費してもらえばいい。
買い取ってもらえばいい。


逃げが効かないように、給与を野菜で払うという形が良いだろう。


全額だとかわいそうなので、給与の「半額」を野菜支給と考えると、
東京電力の社員だけでもどれぐらいの金額になるか考えてみた。

東京電力
社員数:36、733人(関連企業を除く)
平均給与:757万円(ひと月平均63万円、ボーナス分込み)
http://profile.yahoo.co.jp/fundamental/9501

36,733 × 63万円 ×1/2 = 11.6兆円


農家への補償は数兆円に上るとされている。

ひと月やれば足りるのではないか?

漁業補償もあるから、関係者全体で2~3ヶ月行えば費用は捻出
できそうだ。


実際には給与もボーナスも下がるだろうから、金額は大幅に減るとは
思うけど。


仮に給与が野菜になっても、本当は子供には食べさせないほうがいい。
子供は一番、放射能の影響を受けやすいから。






それと、今後の農地の汚染の解決方法についても触れておきます。


汚染された土壌に「菜の花」を植えるという方法があります。

「菜の花」は放射性物質を吸い上げて中に取り込むそうです。
これを何回も繰り返せば、土はきれいになります。

できた「菜の花」は搾り取って「バイオエタノール」として使用し、残ったカスを
使って「バイオガス」を作り、それを使って「燃料」や「発電」として
利用できます。

これはチェルノブイリの事故の後にも実証されています。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/tyt2004/tomura.pdf




よって、風評被害を受けた農家は、農地がきれいになるまでは生産物を
東電社員らに買い取ってもらうのが良いでしょう。






※追記(4月16日)

計算違いがありました。

36,733 × 63万円 ×1/2 = 116億円

でした。

桁を3桁間違えました。原子力保安院並みのミスです。

これでは1年やっても約1400億円にしかなりません。

根本的な解決方法にはならないということでした。

失礼しました。