松山人が知らない松山の「ていれぎ」 | えひめ野菜果物研究室

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愛媛の食財ジャーナリストが、愛媛の野菜とくだものを「勝手に」考える研究室。
             
蜜柑色の日常と、美食にまつわるあれこれと。

2008年3月、野菜ソムリエの最高峰「シニア野菜ソムリエ」になりました。

学名:オオバタケツケバナ。

「ていれぎ」という言葉を知っている松山人は多いことと思いますが、「ていれぎ」を食べたことあるという松山人は限定されるはず。


あるいは、「ていれぎ」=食べものだと認識してる人、と言い換えてもよいかも。


何を隠そう、3年前の私もその一人・・_| ̄|○ オウノウ・・

   ⇒すべては、ここから・・★



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松山東高の放送部を名乗る女子学生から、「ていれぎを調べている」と、問い合わせの電話がかかってきました。

東高は主人の母校なので、てっきり自分を頼ってきたと嬉しく思ったらしいのですが、よく聞いたら「ていれぎを食べたことがある人を探していたら、近藤さん(私)にヒットした」んだそうです。 プッ。


この記事ね。→ていれぎ


でも、私よりもちゃんと「ていれぎ」を語れる方をご紹介した方が良いだろうと思い、あの方にお願いしてみました。


「えー! ぼく?!」



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そう、あなた♪

あなたしか、いないでしょ。


だってさ、彼女達もできれば食べてみたいだろうと思ったので、ご無理をお願いしたところ、



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・・・(;゚Д゚)!!  

い、いやいやいやいや、誰がこんなにてんこ盛りで?

もともと希少である上、手作業で細やかな摘み取りをするので、その手間にかかる費用たるや、クレソンや貝割れなんかの非ではない。

時価?相当なものになるはず・・ガーン さすが「ふなや」。


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ま、そこはほれ。(←ほれ?) 百聞は一食に如かず。


ただし、この方からの「百聞」は、かなり価値ありますよっ!!


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なぜ松山でしか食されない「ていれぎ」が、そこらへんで売ってないのか。

別に無くても済んじゃう「香味的野菜」であるにもかかわらず、なぜ彼らは決して安くない対価を払って皿に載せるのか―。


愛媛の食文化を探る大きな意味がそこにあり、選ばれた者がそれを伝える使命を負うからです。


彼女達だけでなく、私までたっぷりお土産に頂いて帰りました。

「最も贅沢なていれぎの食し方」を教わったので、やってみます♪




・・今日中に仕事が終わったら。ガーン


    ⇒ 見てみる?意外といい感じにできましたけど?