数日前、知り合いから “カブース国立大学の学生が卒業論文を書く為に、企業の責任者にインタビューをしたく 人を探しているが、スワーダさんを紹介させて下さい” と依頼がありました。

大学生の育成に力を入れているスワーダとして興味深い内容の依頼だったので早々承諾させて頂き、実は昨日大学構内でインタビューを受けました。

その学生は23歳女子、2歳の息子を持つママ大学生でした。日本ではあまり考えられない “ママ大学生” スワーダはインタビューされる前に、彼女にインタビューをしてしまいました。


“何故結婚しても、いいえ 子どもを育てながら勉強するってとても大変なこと❣ どうして続けたいの?” まあ、当たり前の質問でしたが・・・・彼女は “母親が自分の娘に大学卒業のガウンを着て欲しい” と望んでいたから・・・・・と

“私はお母さんを喜ばせたかったので頑張りました、残り一期で卒業です” と笑顔で答えてくれました。彼女は地方の出身…母親を喜ばせたいと頑張っているのです。

そこでスワーダの意地悪な質問は “だったらどうして卒業してから結婚しなかったの?” “夫は私が 9歳の頃から結婚したいと言っていて・・・・” “大学生になった時にそんなに望まれるなら❣” と決心したそうです。

その夫と彼女の年の差は興味がありましたが聞きませんでした。でもインタビューの後、彼女はご主人に電話をかけ、お迎えに来るよう指示し、その話しぶりから しっかり夫をコントロールしている女性だと思いました・・・・

ビジネスをてきぱきと捌いてきたスワーダ、でも過去の夫たちに、スワーダは彼女の様に強く対応することは出来ず頑張りましたが、でも結婚生活は壊れてしまいました・・・・

最近理解出来始めたと言うか・・・・

彼女の様に自分の意思を遠慮なく相手にぶつける方が かえって円満なカップルでいられ、遠慮したり、尽くしすぎたりは かえって逆効果が出てしまうと言う、信じられない、なんだか面白い結果を多くみています。

最終的に
男性は、結婚前は労わってあげられる女性に目が向くけれど、結婚は母親に強く見守られている様な安心感のある、強い女性を好むのでは・・・・と思う今日この頃です・・・・

学生からインタビューを受けながら、オマーンの女性の躍進に改めて敬意を払いました。

そして結婚しても、子どもが出来ても 遮る理由の無い限り勉学を続けられる幸せな若者たち・・・・

それとは対照的な “子どもの貧困” まさか日本に起こっているとは考えられない事でした・・・・