Mさんはマッサージ師。 目が不自由。
知り合ったのは3年半くらい前、通勤途中で。
彼が白い杖が必要になったのが30歳を過ぎてから。
だから杖の使い方も慣れてなくて、危なっかしく見え、手助けしたのがきっかけ。
その彼と、久々にディナーを楽しんだ。
前回から2年ぶり。 彼のお気に入りのレストランへ。
そこは彼が以前、目が見えるころに勤めていた会社が運営しているところ。
今回やっと彼の勧める料理を食べることが出来た。
前回は時間がなくて、コース料理を食べれなかったから。
彼が勧めるだけあって、他では味わえないものだった。
彼の食事に補助が必要だが、彼と一緒に食事をすると約束した時から織り込み済み。
それでも彼は気を使うけれど、気を使われると、こちらもまた気を使うので、
気を使われると、かえって気を使うからと率直に彼に告げた。
その後は、お互い気楽。
だから帰りに送っていく時も、酒を飲む量を抑えて補助に問題ないようにしたことも伝えた。
そうお互い、すべて素直に話して、駅まで歩き、二人で電車に乗って、帰宅。
こんな楽しい食事は、年に何回あるだろうか。
またこんな機会があるといいな。
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