日商簿記2級の受験方法として、
現在では年三回筆記形式でで実施される統一試験と、
年中いつでもネットで受験できるネット試験の
2種類があります。
これらの合格率をちょっと比較してみると
面白いことが分かります。
ネット試験の合格率はだいたい37%程度なのに対し、
第165回が11.9%、第166回が15.5%なので、
第165回1級の16.8%と比較すると非常に低い合格率であることが分かります。
同じ2級なのにネットとペーパーの試験形式の違いで
2~3倍も合格率が違うなんて、ちょっとおかしいですよね。
このあたり、両者の合格率がこれほどまでに異なる理由と
その対策について私見に基づき解説してみました。
普通に考えたらネット試験の方が有利と思いますが、
そこは各人の考え方や置かれた状況によって、
どちらの形式を選ぶか決めていただければよろしいかと思います。