アンケートの結果と、メールマガジンの今後について | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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突然のアンケートにも関わらず、たくさんのご協力をいただき誠にありがとうございました


過去の数回のアンケートを通じ、いろいろと厳しいご意見もいただいてきた中で、私なりに様々な改善を行ってきた上で現在の形があります。

そうした甲斐あってか、今回のアンケートは今までと比べるとかなり好意的な結果となりました。

とりあえず最近の内閣支持率よりは高い支持率が得られた印象で(笑)、まずはほっと安堵しております。


ただ、中には厳しいご意見もありましたし、全体の傾向としてもいくつかの課題が浮かび上がってきました。

そういったあたりを踏まえながら、今後の方針をお伝えいたします。

(いただいたコメントにはついては、後日ブログ上でご紹介と御返事ができればと思っております)




・質を変えずに、数を減らします。
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まず最大の関心事である文章の量と長さについては、「今よりも短く」を希望する意見が多かったです。

「ちょうど良い」を選ばれていた方も、必要なものだけを飛ばし読みしていることが多く、適量とは言いがたい状況が読み取れました。

そのため、メールマガジン内に掲載する記事の数を調整したいと思います。(記事の質は維持したままで)


ちなみに、自分に必要なものだけ選んで他を読み飛ばす読み方は、私が読者の立場でもそうするであろう正しい情報収集のあり方です。

ただ、メールマガジンでは「定食」のように、多くの方にとっての適量をお届けすることを目指していて、たくさんの情報の中から好きに選んで使う「ビュッフェスタイル」は正会員向けで良いと考えています。

実際の授業でもそうですが、一部の意欲の高い生徒に合わせて情報過多の状況を作ると全体の指導効果は激減しますし、ただでさえシステムに高い負荷がかかって余裕の無い状況ですからね(笑)


具体的にどうするかは、順にご説明します。



・メッセージ対応をブログで行います。
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メールセミナー等へのご感想の紹介や簡単なメッセージのやりとりなどについて「そういったものは掲載しないでほしい」と言った趣旨のご意見もありました。

しかし、もともとメールマガジンは「読者の皆様との双方向性」を意図して作ったもので、むしろ私からの一方的な情報提供に近い形の記事のほうがおまけの位置づけでした(笑)

ただ、業務連絡や雑談のようになっている内容も確かにあり、そういったものは「スペースが無い中で、あえて全員に対して送る必要が無い」と言われればそのとおりです。


そこで、思い切って「今週の教育相談」以外の全てのメッセージとその御返事を、ブログ上で配信する形にしようと思います。(さっそく明日からも配信していきます)

そうやってブログで配信したものについては、翌週のメールマガジンの中で「先週ブログで配信した記事の一覧」として、リンク付きでご案内するような形を考えています。

こうすれば、毎日ブログを読んでいただいても良いですし、日々のブログはチェックせずにメールマガジンからリンクを辿って読んでいただくこともできますよね。

教育相談には、御返事を書くのにも相当の時間がかかるため、先着順でお待ちいただくのは避けられませんが、それ以外の簡単なメッセージやご感想については、もう少し早く対応できるようになると思います。


また、今お読みいただいているような長文のお知らせや業務連絡など、メッセージ以外の記事もこちらで配信していきます。

これで「余分な記事で長くなる」ことが防げるようになると思います。

(ただ、管理運営上の手間が増えるため、実際にしてみて無理があるようであれば、また事後策を講じたいと思います)



・コンパクトか、より深くか。
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アンケートの結果を見ますと、読者のニーズは「軽く読めるよう、今よりコンパクトにしてほしい」と「今よりもっと長くても良いから、より深くまで書いてほしい」の2つに分かれました。

もちろん、全く逆のニーズですから、同時に満たすことは不可能です(笑)


人数で言うと、後者が6割くらいでやや優勢でした。

最初はこの数字を見て「よし、もっと深くするぞ」と思ったのですが、これは私の願望によるバイアスがかかった見方でした(笑)


冷静になって考えると、この中にはかなりの数の「正会員(=より深くを求める方々)」が含まれているはずです。

アンケートにチェック欄をつけるのを忘れたのは大失敗でしたが、現在ご利用いただいている人数や、いただいたコメント内容などから察するに、かなりの数が含まれていると容易に想像できます。

そこから逆算すると、通常のメールマガジンだけ読まれている方の中には、コンパクト派のほうがかなり優勢だと思われます。


ただ、コンパクト派と言っても、ほとんどの方は単純に「長すぎる」ことが問題だと読み取れましたから、最初に書きましたように「質を変えずに数を減らします」の結論に至りました。(それで、上記の対応策となったわけですね)

もちろん「自分にぴったり当てはまる情報以外は送ってこないでほしい」と言う人も中にはいるかもしれませんが、さすがにそれは物理的に不可能なため無視します(笑)

また、「あまり深入りせず、手軽に要点だけをさらっと読みたい」というニーズもあるかもしれませんが、私のメールマガジンにそういった手軽さや簡潔さを求める時点でミスマッチですから(笑)、他のサイトやメールマガジンを利用されてください。


ついでに書きますと、より深く派の中には「指導者」の方も意外と多く含まれており、さらに1割近くは底上げしています(笑)

個人的には、指導者向けにも専用の内容をお届けしたいのですが、なかなか手が回らずに申し訳ございません。

こちらは、そろそろ「別冊」を使って試行していきたいと思っているため、もう少しお待ちくださいませ。


変更の結果、メールマガジン内には教育相談が「1つ」と、プロの視点が掲載されます。

ただし、ブログを読めば、ご紹介するメッセージの総数は「3つ以上」になりますし、全て読めばむしろ前よりも増えると思います(笑)

あとは読者の皆様のご利用のしかた次第と言えますね。

(ちなみに、メッセージの紹介希望数の平均値は2.3でした)




・正会員向け(プレミアム)を合体します。
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これまでは、メール会員向けと正会員向けをできるだけ明確に分けて来ました。


しかし、メールマガジンが2つに分かれることで、それぞれを読み分けなければならず、有料で利用している方のほうが使いにくいという変な状況になっていました。

また、私の都合ですが、別のメールマガジンになっているせいで作成時期がずれ、頭が切り替わってしまうために、全く別のテーマを扱うことになりやすく、通常のメールマガジンで扱った内容について、もっと深く切り込むような書き方ができていません。

そして何と言っても、日にちとテーマが分散することは、学習効果の面でのマイナスが大きいです。


上記のように、メール会員の方は使いやすさがアップする中で、正会員の方は何の改善も無いのは逆差別ですから(笑)、そちらも改善を行いたいとます。


具体的には、メールマガジンの最後に、正会員向けの記事へのリンク等を掲載するコーナーを付け足します。

そこで「今週の**の話題について、より深くはこちらを・・・」などとリンクを貼れば、今読んだばかりの頭でスムーズに入っていけますよね。

今までは、メールマガジンが届くのも別の日なら、内容も分断されていて「全く別の読み物」のようになっていましたが、今後は同じテーマでより深く読み込むことができるようになり、使いやすい上に学習効果も上がるはずです。

さらに、長さの制限で書き足りない内容など、私のストレスになりそうな部分も簡単に解消できます(笑)

(もちろん、これまで同様に正会員向けの記事もあるため、そちらも専用書庫コーナー向けにリンクをする形で配信します)



・メールマガジンを弊塾の情報ハブにします。
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ちなみに、これは必ずしも正会員の方のためと言うだけで無く、私の都合もあります(笑)


実は、書く量や内容が全く同じでも、メールマガジンの数が増えると、配信設定や管理の手間などが見えないところで増えます。(今は違うシステムを使い分けているため、結構面倒なのです)

また、全ての記事を一か所で管理できると、後で編集をする際にも手間が減ります。(例えば、先日の無料メールセミナー作成時もそうです)

要するに、メールマガジンを読めば、その週に私が配信した全ての記事(とリンク)が載っている状態にしたいわけですね。


今は情報があちこちに散在していて私自身も分かりにくく、それが初めて訪れる方々からの各種お問い合わせ(とそれらへの個別対応業務)を増やしてしまっている面もあります。

そこをメールマガジンから全てにアクセスできる状態にできれば、全ての方にとって使いやすい状況ができ、私の側の業務効率も向上するのでは無いかと思っています。

そして理想を言えば、最後に指導者向けの記事やサービスへと繋ぐコーナーを増やしたいですね(笑)


もちろん、うまくいくかどうかはやってみないと分かりませんから、とりあえずしばらくはこの形で挑戦させてください。

全体の長さとしては、ご要望の多かった「今の3分の2」程度を目安にしたいと思っています。

ただ、ブログへのリンクをうまく使えばもっと短くできますし、リンク先の記事への説明などを付け加えれば長くもできてしまうため、実際の長さは試してみながらの判断とさせてくださいませ。


それでは、今後ともよろしくお願いいたします。