個別の御相談について | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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 年末も差し迫り、いよいよ入試に向けて焦燥感の強くなる時期かと思います。

 自身が焦燥感を感じて大変な思いをしている生徒もいるでしょうし、それを横で見ていて一緒に大変な思いをしているご家庭もあるでしょう。一方で、お子さんは「どこ吹く風」という調子で、親御さんだけが焦燥感を感じて大変な思いをしているご家庭も多いことでしょう。さらに、学年の変わり目に向けて、それ以外にもお悩みが増してくる時期かと思います。

 そうした各ご家庭ごとに様々な事情がある中で、年末、年度末は例年お問い合わせ等を大変多くいただきます。もちろん、メールマガジンからのメッセージや、無料ブログ教育相談等は常に対応しておりますから、お気軽にご利用いただければ幸いです。

 ただし、(いつもの繰り返しになりますが)、改めて一点だけご理解とご協力をお願いしたいと思います。

 こちらのブログやメールマガジンでは、いただいたメッセージ等を公開しながら、「無料」にてご相談やメッセージへの対応を行っております。これは、いただいた御相談とその御返事をセットでお読みいただくことで、他の多くの皆様の日々の生活の中で少しでもお役立ていただくことを目的としています。

(そのため、御返事もあまり個別具体的な内容に入りすぎず、一般的な御返事となるよう心がけております)


 しかし、もともと私も教育を生業としているものですから、無制限に御相談をお受けしていは生活すら成り立たず、こういった善意の活動を継続していくこともかないません。そもそも、お悩みの数はご家庭ごと、お子さんごと、その成長段階ごとに無限にありますから、24時間対応していても全く追いつかないほどです。

 実際、ブログでの御返事は1-2ヶ月程度のお時間をいただいておりますし、わりと早いメールマガジンからのメッセージにも1-3週間程度はお時間をいただいております。それさえも、全てのメッセージに御返事できているわけではございません。

 そのため、私にとって負担の大きすぎる「緊急の御相談」と、他の読者の皆様に全く利益の無い「非公開の御相談」への対応は一切お断りしております。

(こちらについては、断腸の思いながらも、お断りの御返事さえできていません。どうにも手が回らない状態のため、どうかお許し頂きたいと思います)


 皆様深く悩まれておいででしょうから、一刻も早く解決のためのヒントがほしいお気持ちは痛いほど分かります。しかし、悩みが深いことも、急ぎであることも、全てのご家庭に共通のものですから、どなたかだけをひいきするような対応はできません。

 また、こちらは国からの補助金で相談対応を行っている公的機関のようなものでも無ければ、どこかの企業やサービスを宣伝して利益を上げている仕組みでもありません。赤字運営ながらも、一個人が善意でこじんまりと運営しているもので、大手の塾やサイト等と比べればできることはたかがしれています。

 本来、こういった活動は公的機関なり、大手企業の寄付や支援を受けた団体なりが行えば良いと思うのですが、様々な利益や利権が絡むこともあってか、現実はそうなっていません。そうした中で、あまのじゃくなたった1人の人間が行っているほんの小さな活動ですから、1人でできる範囲内でのみの対応となることに、ご理解とご協力をお願いいたします。


 なお、これを読んで「だったら有料相談を利用しよう」などと思っていただきたいわけではございませんから、誤解の無いようにお願いいたします。

 私もプロですから、実際の指導に対してお金をいただくことや、指導者の立場にある方々へのアドバイスでお金をいただくことには遠慮しません。しかし、こういった形での(不十分な)アドバイスで、生徒や保護者を対象にして積極的にお金をいただきたいとは考えておりません。

 実は、有料で行うような「個別具体的なアドバイス」となると、メールで細かい状況を伺いながら御返事するのは意外と大変な作業です。そのため、数が増えれば増えるほど逆に自分の首を絞める状態になってしまいます。
 緊急の御相談をいくつもいただいて、こちらの活動にあてる時間が無くなっては本末転倒ですから、それは全く私の望むところでは無いのですね。

 そもそも、そういった個別の御相談は「身近な、直接面と向かって指導できる人間」が行うべきものだと私は思っています。私がご用意しているのはあくまでもご要望をいただいての「緊急避難的」なものであり、本来は、地域性にも詳しく、実際に生徒と面と向かって話し、指導のできる「身近な専門家」をご利用いただくのがあるべき姿のはずです。

 特に、緊急性や秘匿性の高いものほど、メールで手軽にでは無く、信頼できる専門家と面と向かってお話されることをお奨めしたいです。

 そういう意味で、有料相談に誘導したいという思いは全く無く、むしろかなりの割合をお断りしているほどなのですね。

 あくまでもお通いの学校や塾の足りない部分を補い、ご家庭における情報不足や知識不足をサポートするような「プラスアルファ」の位置づけでご利用いただくのが、最適な使い方だと思います。


 以上のような様々な点も踏まえていただきながらも、要するに「緊急の御相談」「非公開の御相談」には、ブログ及びメールマガジンによる無料相談では一切対応できないことを、改めてお伝えさせていただきますね。

 最後でご拝読をありがとうございました。