親は教えないほうが良い? | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

勉強の「困った」を解決する、小中学生とその親のための教育相談サイト。
公立小中学校からの高校進学を目指す人へ、高校受験の正しい勉強法、家庭学習や独学の方法、
親の心得や役割、反抗期の中学生の接し方や指導法、岐阜県の入試情報や塾の選び方などを紹介。

「親が勉強のことを言うのは良くない」という意見もあれば、「親がしっかり勉強を見なければならない」という意見もあります。

 

親としては、どうすれば一番良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。


家庭で中学生の勉強を見る場合、親の関わり方にはいくつかの種類があります。

その中でも、一番問題が起こりやすいのが、今回のテーマである「親が教える」ですね。


ここで言う「教える」とは、勉強の方法などの周辺の内容ではなく、生徒が分からなくて困っている、教科の具体的な内容を教えることを指します。

 

要するに、数学の方程式を教えたり、英語の文法を教えたりですね。

こう書くと、ドキッとした親御さんもいることでしょう。


ここで、いつも親が教えている場合に、うまくいっているかどうかを見分ける、分かりやすい判定法が1つあります。

それは、お子さんが自分から「勉強教えて」と言ってくるかどうかです。

 

この状態の時、生徒は親御さんとの勉強を楽しいと感じているはずですし、指導がうまくいっていると言えます。

 

反対に、お子さんからは何も言ってこず、「教えてあげる」と声をかけた時に嫌そうな顔をされるようなら、もう教えるのはやめたほうが良いです。



「そんな反応をしてくれるのは小学生だけでしょう?中学生はちょっと・・・」



そう思ったあなたは鋭いです。

 

そういうケースが多いですよね。

 

裏を返すと、だから小学生は親が教えても成立するのですね。


しかし、中学生であっても、「この人に教わると分かる!」と思えば、嫌な顔は減っていくものです。

 

これから勉強する生徒が「嬉しそうな顔」をすることはまず無いにしても、あからさまに「嫌そうな顔」をするようなら、「あなたの教え方は嫌だ」と言われているのに等しいのです。

そこに「親どころか、教師の私も、いつもそういう反応をされています」と思っている方はいませんか?


そういう場合は、指導力不足ですから、普段の教え方を改善してみてくださいね(笑)


生徒が勉強を嫌いになる場合、必ず最初は、「この人に教わるのは嫌だ」という段階があり、その後に「誰に教わろうとも、とにかく嫌だ」という段階に移ります。

最初から、全ての「学び」を拒絶する生徒はいません。

 

小さい頃はどんな大人の言うことも素直に聞き、たくさんのことを吸収します。

 

そのうち学ぶ内容が難しくなってくると、教わる相手を選ぶことを覚えていきます。

 

誰でも、分かりやすく上手に教えてくれる人に習いたいと思うものですよね。


しかし、誰に教わってもできるようにならず、「自分は駄目だ」という思いが強まると、「どうせやっても無駄だ。もう誰だろうと教わりたくない」という状態になっていきます。

 

その手前で、運良く良い先生に出会えれば、「この人に教われば、自分もできるようになる」と思い、再び頑張ろうと思えます。闇の中に光を見出すのに近いですね。

ここに至って、多くの親御さんは「光を見出してくれる先生はいないか」と探します。

 

もちろんそのお気持ちは分かりますが、その前にやっておくべきだったことがありますよね?


それは「この人に教わるのは嫌だ」という環境を、少しでも減らしてあげることです。

 

つまり、「教わりたくない」人に、無理やり教えられている状態を無くすことですね。

残念ながら、学校の先生は選べません。

 

良い先生なら幸運ですが、圧倒的多数のそうでない先生に当たったら諦めるしかありません。

 

また、塾で実際にどんな指導が行われているか、多くの親は知るよしもありません。


しかし、自分がその「教わりたくない人」なら、簡単にやめることができますよね。

家庭で生徒を上手に教えられる親御さんならともかく、そうでない親御さんは、見事に「教わりたくない人」になってしまっているはずです。



それでも無理して教えていると、子供が素直な内は、「親の教え方が悪い」と思うのではなく、「自分が馬鹿だから」と自分を責め、ますます勉強が苦手になっていきます。

 

または、勉強ができても、勉強嫌いで「受かったら勉強を忘れて、羽目をはずしたい」と考えるタイプになりがちです。

 

どちらも、まだ子供が幼い中学受験に多い現象ですね。



これが中学生になり、反抗期に差し掛かれば、生徒は堂々と勉強を拒絶します。

 

それを上から押さえつけるようにするから、毎回バトルのようになってしまいますし、さらに悪くすると、反抗の火に油を注ぐ・・・どころか、爆炎にジェット燃料を注ぐような結果になってしまうのです。



それでは、どうして多くの親は「教わりたくない人」になってしまうのでしょうか?

原因はいろいろありますが、最大のものをお教えしましょう。きっと、多くの方に心当たりがあるはずです。


※ 続きはメールマガジンの中でお届けしました。



 

 

◆ ご利用方法 ◆
【 メールで学ぶ 】
 「楠木塾 メール会員のご案内」
  メールセミナーや教育相談など各種無料特典が満載です。
  匿名でお気軽にご利用くださいませ。

 ~無料メールセミナーの例~
  ◇ 反抗期の対応法 ~中学生の親の心得~
  ◇ 成績アップの扉を開くミニセミナー
   ※配信セミナーは時期により異なります。


【 ブログで学ぶ 】
 「ブログの歩き方」
  重要記事を手軽に学べるブログ内ツアーや、
  過去の人気記事ランキングをご用意しています。
  疑問の点は、よくあるご質問をご覧くださいませ。


【 楠木塾 正会員 】

  上記は全て無料でご利用いただけます。
  公開に適さない内容については、
  「楠木塾 正会員」にてお届けしています。
 

 


フォローしてね