勉強しなければならないと分かっているのにする気にならないのはどうすればいいですか? | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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いつもブログ読んでます。中3です。

私は最近だらだらしちゃってます…。
勉強しなきゃやばいのは分かっているのに、ついついだらだらと…。

勉強しなければならないと分かっているのにする気にならないのはどうすればいいですか?

ちなみに志望校のレベルはかなり高いですが塾に行かず、進研ゼミだけやってます。
 



 いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。


>私は最近だらだらしちゃってます…。
>勉強しなきゃやばいのは分かっているのに、ついついだらだらと…。

 この時期はだらだらしやすいですよね。

 しかし、勉強しないといけないのが分かっているのはとても良い点です。
 中には「勉強をやる必要なんかない!」とやけくそになってしまう生徒もいるものですからね。


>勉強しなければならないと分かっているのにする気にならないのはどうすればいいですか?

 いろいろな方法があるところですが、生徒の詳しい学力状況や性格などが分からないと一概に答えられないですね。
 例えば、よくその手の本などで紹介されてて、実際に効果もある改善法の1つに「やる気が出るまで、他の気晴らしをしたり、思い切って遊んだりする。」というのがあります。

 これはもともと目標意識の高い生徒や、几帳面な生徒にはとても効果がある方法です。やる気や集中力は振り子のように振れるものなので、わざと一度極端に緩めることで、再び振り子が戻ってくるようにやる気が出てくる・・・という仕組みを利用したものですね。
 しかし、それとは逆のタイプの生徒にこの方法をアドバイスしても、「遊びモードに突入したまま、帰ってこれない」という悲惨なケースになりがちです(笑)

 他には、「やらざるを得ない環境を作りだす」というのもあります。他に逃げ道のない状態を作ったり、日時などの制限を設けて自分を追い込んだりするわけですね。
 ストップウォッチなどで時間制限をしたり、友達などに公言したり、ブログなどで決意表明してしまったり、親や先生に自分から頼んでチェックしてもらうなどというのも効果的です。
 ただし、こちらは反対に意思の弱い人に効果が出やすい方法となります。意思の強い人や繊細すぎる人がこれをやると、ストレスが強すぎて潰れてしまったり、逆にペースが落ちて逆効果だったりすることもあるため注意が必要です。

 このように、具体的な方法を挙げ出したら、それこそキリがありません。
 何より「やる気」に関しては、100%絶対に誰にでも効く方法は存在しないです。(それがあったらノーベル賞ものです)
 

 いろいろな人がいろいろなことを言っているのですが、
 「どれもそれなりに効果はあるけど、人によってはうまくいかなかったり、逆効果だったりする」
 そういうものなのですね。

 そもそも「やる気」というものは、要するに個々の人間の「頭(心)の中」の問題ですから、相手や状況に応じてでないと効果的にはなり得ないものです。
 身近にそういうことをぱっと提案してくれる力のある先生やメンターがいれば話は別ですが、基本的には誰もが、先生や友人や先輩や本などを見て、その中で自分なりに合うものを探していくしかありません。
 そして実際に、いろいろな人に話を聞いたり、いろいろな本やサイトで調べたりすると、どの人も「この本が良い」「この方法が良い」などと、言うことがバラバラなはずです。
 しかし、人によって学力状況も個性も違うのですから、合った方法もバラバラで当然なのですね。

 そういうわけで、さすがに私も「実際に教えたことも無く、会ったことも無い生徒」に対して、その生徒に合った最適な方法を特定することはできません。
 「こんな方法があるよ」という具体例を提案していくことは可能ですが、それもあまりに数が多すぎて、こんなところではとても書ききれませんしね。
 そのため、上記のように「大枠の考え方」はお伝えできますが、具体的にどうしたら良いというのはここで軽々しく言うのは難しいですね。
(おそらくは適切な学習計画管理が一番効くタイプだと想像しますが・・・どうせブログでは指導しきれないため、ここは聞き流しておいてください)


>ちなみに志望校のレベルはかなり高いですが塾に行かず、進研ゼミだけやってます。

 そのままで行けそうであるなら、ぜひその調子で頑張ってほしいです。
 費用が少なくて済みますし、自立的な力をつけることにもつながりますからね。

 ただ、進研ゼミだけだと「入試対策」にやや不安な面があることは否定しきれません。
 もちろん進研ゼミ自体は良いテキストだと思いますが、どんな教材にも強みと弱みがあるということです。

 とりあえず、あなたが「もともと才能のあるタイプの生徒」なら、何を使ってどう学ぼうが結果的には合格できるため心配はいりません。
 そういうタイプであれば、進研ゼミだろうとZ会だろうと、近くの塾だろうと、学校の授業だけだろうと、大抵は受かります。
 ついでに、冬休みくらいjの時期から、受ける予定の入試の過去問題を数年分ほどやっておけば間違い無しです。

 しかし、もしそうでないなら進研ゼミだけでは十分にカバーしきれないはずです。
 安易に塾に行けとは言いませんが、進研ゼミ一本に頼ることなく、市販教材なども組み合わせて上手に勉強していくべきです。
 ハイレベルの高校を受ける生徒は、通知表(内申点)は基準を満たしていて当然の世界ですよね。そして、そういう高校ほど入試本番を重視する傾向があるため、本番の結果がより大きく影響します。
 

 定期テストや実力テストで何点とっても、評価されるのは当日のテストだけです。
 そこで点の取れる勉強を意識して、今から着実に取り組んでいってくださいね。


 

 

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