2007年4月11日~:Day3~5
・痛み:
午後2時頃から足腰の痛み、しびれが始まる。投与から丁度48時間後に副作用
がスタート。午後5時頃がmax、ベッドでぐったり。夜9時頃まで痛みは継続。
痛みの指標として「耐えられない痛みを10、日常生活に支障のある痛みを5」と
する評価があるが、それに従うとピーク時で「5」、前後2時間が「3」、夜9時頃
には「1~2」程度となり落ち着く。痛みの質としては「下半身の関節痛」もしくは
「インフルエンザで高熱が出たときの節々の痛み」という表現が適当だと思う。
Day5には痛みは「1以下」になり、ほぼ気にならない。
・食事・排便:
昼食までは何とも無かったが、夕食から食欲低下。「食べなければ」との意識が強く、
ムリして病院食を完食。果物なども押し込む様に食べる。が、食後すぐ嘔吐。
翌朝(Day4)には食欲は回復するも、嘔吐した精神的ショックからか「病院食」
が一切食べられなくなる。Day6まで絶食が続く。それに伴いDay4から完全な便秘
状態になる。
・体調:
Day5までは殆ど動けず、ベッドで読書をする程度。ただし毎日の入浴だけは維持。
薬剤カタログによると、血漿中の薬物濃度は約24時間で数%以下になる。高密度な
状態は3~6時間程度であり、強い副作用が継続した期間とほぼ一致している。
有害事象が発現するまでの生理的な時間遅れが約48時間である事も今回判明した。
この事実(と主治医との議論など)から以下の解釈を得た。すなわち、
・抗癌剤は投与後3~6時間の間に全身にデリバリーされる。
・薬剤の効果は細胞周期に依存する。不活性な時期に投入された薬剤が数日経って
活性になったガン細胞に作用する事もある。作用期間は「数日間」と捉えるのが適切。
つまり薬剤を効率良く細部まで分布させる為、投与から数日間は水分摂取と血流確保
(入浴)を心がける。これは排出を助け腎臓や膀胱の負担を軽減する事にも繋がる。
また抗腫瘍効果が期待される「投与から1週間」は安静を貫き、体調を整える。
これは解毒作用でフル活動の肝臓保護と、安静時脈拍が100回/分を越える心臓
負担の軽減の為である。
仮に「激しい運動」が推奨されるならば、どの様なハードトレーニングでも行う。
しかし今必要なのは「休養」である。ベッドでゴロゴロする事こそが最も重要な
「闘い」なのである。
![タキソール血漿動態](https://stat.ameba.jp/user_images/38/aa/10044427705_s.jpg?caw=800)
![カルボプラチン](https://stat.ameba.jp/user_images/cc/a7/10044427857_s.jpg?caw=800)
・痛み:
午後2時頃から足腰の痛み、しびれが始まる。投与から丁度48時間後に副作用
がスタート。午後5時頃がmax、ベッドでぐったり。夜9時頃まで痛みは継続。
痛みの指標として「耐えられない痛みを10、日常生活に支障のある痛みを5」と
する評価があるが、それに従うとピーク時で「5」、前後2時間が「3」、夜9時頃
には「1~2」程度となり落ち着く。痛みの質としては「下半身の関節痛」もしくは
「インフルエンザで高熱が出たときの節々の痛み」という表現が適当だと思う。
Day5には痛みは「1以下」になり、ほぼ気にならない。
・食事・排便:
昼食までは何とも無かったが、夕食から食欲低下。「食べなければ」との意識が強く、
ムリして病院食を完食。果物なども押し込む様に食べる。が、食後すぐ嘔吐。
翌朝(Day4)には食欲は回復するも、嘔吐した精神的ショックからか「病院食」
が一切食べられなくなる。Day6まで絶食が続く。それに伴いDay4から完全な便秘
状態になる。
・体調:
Day5までは殆ど動けず、ベッドで読書をする程度。ただし毎日の入浴だけは維持。
薬剤カタログによると、血漿中の薬物濃度は約24時間で数%以下になる。高密度な
状態は3~6時間程度であり、強い副作用が継続した期間とほぼ一致している。
有害事象が発現するまでの生理的な時間遅れが約48時間である事も今回判明した。
この事実(と主治医との議論など)から以下の解釈を得た。すなわち、
・抗癌剤は投与後3~6時間の間に全身にデリバリーされる。
・薬剤の効果は細胞周期に依存する。不活性な時期に投入された薬剤が数日経って
活性になったガン細胞に作用する事もある。作用期間は「数日間」と捉えるのが適切。
つまり薬剤を効率良く細部まで分布させる為、投与から数日間は水分摂取と血流確保
(入浴)を心がける。これは排出を助け腎臓や膀胱の負担を軽減する事にも繋がる。
また抗腫瘍効果が期待される「投与から1週間」は安静を貫き、体調を整える。
これは解毒作用でフル活動の肝臓保護と、安静時脈拍が100回/分を越える心臓
負担の軽減の為である。
仮に「激しい運動」が推奨されるならば、どの様なハードトレーニングでも行う。
しかし今必要なのは「休養」である。ベッドでゴロゴロする事こそが最も重要な
「闘い」なのである。
![タキソール血漿動態](https://stat.ameba.jp/user_images/38/aa/10044427705_s.jpg?caw=800)
![カルボプラチン](https://stat.ameba.jp/user_images/cc/a7/10044427857_s.jpg?caw=800)