「セッション」と「バードマン」
仕事のスケジュール変更で、週中日に、話題の「セッション」と「バードマン」を続けざまに見ました。
「セッション」はストレートに、「バードマン」はめちゃくちゃ濃い~のですが、それぞれストイックに針が振り切れていて、好対照ながら、とっても面白かったです。
「バードマン」は、カット割を一切なくして、シンプルにひとつながりにつなげていくことと、さらに、現実と妄想の境目もなくしてまぜこぜにすることで、いろんな出来事や記憶の新しい関係性のようなものを作り出しているように感じました。
縦横無尽なアイデアやプロットに感心しながら、ブロードウェイの劇場の内外を巡る連続的なカメラの視点を追ううち、キートン演じるバードマンの妄想に惹き込まれていきました。
たまには、事務所を抜け出して、見るべきものを見に行かねばならないと感じた、ゴールデンウィーク明けの平日、なのでした。 でも、けっこういますよ~(笑)
因みに、どちらもドラムをたたきたくなる映画ですが、写真の土間に置かれた電子ドラムは、もちろん僕ではなくて、建て主さんのものです。