遅読家のための読書術 | 小さな思いを多くの人に、漫画小説研究同人会「ティア工房」

小さな思いを多くの人に、漫画小説研究同人会「ティア工房」

誰でも小さな思いを持っています。

一つ一つの思いでは何もできなくても、たくさん集まれば何かできるかもしれません。

だから、小さな思いを多くの人に伝えたい。

いわゆる、「速読」は眼球が動くスピードを上げ、一行毎に読んでるところを、三行毎、五行毎と増やしていき、最終的にページ全体を一目で把握するみたいですが、どうも、この訓練をする気になれない。
一方、スキミングとか言って、目次をよく読み、どの辺りに自分が得たい情報があるかのあたりをつけて、そこを読むみたいな本もあり、そうした本は何冊か読みました。
「自分の目が、自分の頭の上方のやや後ろにあるような気持ちで……」なんて本もありました。
やってないけど。

最近、ビジネス書といいますか、ハウツー本みたいなのは、一日の喫煙時間の読書タイムで読めるのですが、小説になると、喫煙時間だけだと二週間くらいかかってしまうので、もう少し速く読めないものかと、この本を買ってみましたが、冒頭に「小説とかはゆっくり読めば」みたいな文章があって、いきなり、読む気持ちがトーンダウン。

でも、ま、一日くらい、この本に付き合ってもいいかと、読んでみました。

この本の速く読む方法の基本は、飛ばし読みです。

本の中の表現とは違いますが、音楽を聴く時に、いちいち楽器名を意識するのではなく、全体を感じるように、本も、買ったからと言って、一言一句読む必要は無い。みたいな考え方です。
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