死角を無くす
児玉巧です!
前を見てると後ろが完全に死角になります。
後ろを振り返ると前が死角になります。
人間は、どちらか一方を見ると、もう一方が
死角になるように創られたようです!
以下の絵は、ルビンの盃という名前です。
背景が黒だと思うと白が盃に見え
背景が白だと思うと黒が向き合った2人の横顔に
見えます。
思うだけで変るというのは、興味深いものです。
結局どちらが正しいという答えはなく、
どちらにも見えるというのが正解です。
前と後ろのどちらが死角とは言えず、
見えている反対側が死角になるということです。
しかし、どちらにも見えることを知っていたり、
死角は必ず存在することを知っていたりする
だけで物事の見え方は変化します。
全体性を把握するならば、ぐるりと全体を
見渡さなければいけません。
しかも、自ら動いてです。
本当に空間の全体を知りたいなら、飛んで
上から見ることです。
しかし、飛びはしなくても、想像力で上から物事を
眺めることはできます!
空間を把握し、自分の立ち位置を知る事です。
本来見えない死角を無くす事は、見えないものを
見ようとする力を発揮することで可能なのです。
想像の中で、死角を無くすことによって全体が
見えて世界が一気にひらけます!!