難易度の違い | スタジオじゆうの出来事

難易度の違い

スタッフ児玉です!



習得する技は一緒でもその技に対する難易度は、

人それぞれです。



例えば、バック転という技は、後に回転しながら

逆立ちをして立つ技です。


後に行くことに恐怖心があるうちは、難易度が

高いと感じてしまいます。


しかし、安全な状況設定(補助が付くなど)で

回ったという経験をすると難易度が低くなります。



目指す技が一緒であったとしても


難しいと感じるか

易しいと感じるか


はその人次第です。



技で難易度が決待っているのは、競技の世界だけです。


出した技で難易度が決まります。



私が体操の指導で大事にしたいのは、


人それぞれ違う難易度であることを理解し

難易度を考慮してアドバイスをする


ことです。



難しいと本人が思っている技に挑戦すること自体が

素晴らしいのであり意味があるのです。



易しいと思っている技でも、美しさを求めると挑戦する

心が芽生えます。



私が体操教室で育てたいのは、競技者という完成系では

ありません。



体の意識を高めて、難しいと思われていた技に挑戦する

姿勢を学んでほしいと思います。



体操で言えば、私の指導のその先に競技者としての道があり、

目指したい人は、競技者になればいいのだと思います。



競技者として完成したからといって人間として完成するわけでは

ありません。



スポーツの世界で成功者として認められても、本当の世界は

広いのです。



人生80年!

「一生勉強 一生青春」

を右側に置いて

今日も稽古に励みます!!