『広島に原爆を落とす日』 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

俳優の大口兼悟くんの招待で観劇させてもらった。



森岡利行「監督日誌」



つかさんは私が多大な影響を受けた劇作家・演出家である。

最初に観た風間杜夫さんの『熱海殺人事件』は、

上京して一番最初に観た演劇だった。



その音響の大きさと

セリフの速さに驚愕したのが昨日のことのように

思い出される。



あれから30年が経ち、私は演出家になり、

つかさんは今年、逝去なされた。



一度だけだが、オーディションを受けたことがる。

全部口立てで、一日かけた稽古の様なオーディションだった。



前の人が台本を持ってセリフを言っていたので、

私も(セリフは入っていたのだが)持って立つと、


「なんだ、おまえも覚えてないのか」


とがっかりされたようにおっしゃったので、

台本を離してセリフを言った。



口立ての演出を受けてるうち、

なかなか私が覚えないのに業を煮やし、

「もういいかげん覚えろよ!」

と言われ、(セリフとカンチガイし)そのまま

「もういいかげん覚えろよ!」

とカンチガイして言ってしまったこともあった(笑)。



一度でも会えたことが嬉しい。



大口くんは×××ーの役で××から登場し、頑張っていた。

『熱海殺人事件』の××××さんと同じ登場の仕方だった。



森岡利行「監督日誌」


彼の映像作品は観たことがないのだが、

魅力のある俳優であることは間違いない。



森岡利行「監督日誌」