先日、絵に描いたようなセーラー服をいっぱい見てしまい(ていうかセーラー服を着たヒト達をね)激烈にうらやましかったnon-nonです。
着たい。
たとえ色んなコトが許されないとしても、着たい。
ほんっと、憧れなんです。
自分、中学も高校もブレザーだったし。
しかもそん時は別に何も思わなかったのに、卒業後どえらい年数が経ってから着たくなりました。
ちょっとカワリダネな制服とか(それも可愛いんだけど)いっぱいあるけど、昨日のはホントスタンダードなセーラー。どこの高校なんだろ。
くれんかなぁ。ねーし
まぁ、卒業のシーズンなんですね。
この期間の何とも言えない希望と寂しさとイマイチ色んなコトに実感がないような色んな思いが混じり合ったキモチはノチノチとっても大切な時間になるのだよ。多分。
学生の方は多分見てないかなーと思うんで、特に参考にはなるまいがちょっとだけ思い出話を。いらんとか言わん。
思いがけず九州を離れるコトになったワタシ、18さい。
えー、ありえん。絶対明日もまた学校に来て今まで通り生活しそう。
そんなことを思っていた。
そして4月1日。
バスターミナルで部活のみんなが見送ってくれて、ワタシは旅立った。
この時点でもまだ実感ナシ。
本州のある地点へたどりついたケド、まだ実感ナシ。
マンションがまだ出来てなかったので数日1人でホテルで暮らし、学校のオリエンテーションを兼ねた数日の泊まりがけの研修に行き、いよいよ学生生活が始まった。。。けど。。。
も、ダメさ。帰りたいさ。これ以上ココにいるくらいだったら辞めて地元の大学を受け直したいと思った。
人見知りだけど頑張って交流を試みてはみたのに、すべて玉砕さ。
しまいにはある方に「ごめん、自分何言ってるかわかんないし」って言われて「あ、もう、ここでは1人で生きて行こう」ってあきらめた感もあった。
これは発音もあるけど通じると思ってた単語が全然他の地方では通じなかったコトを初めて知ったのもおっきぃ。
1か月くらいは毎日朝も夜も泣いて、地元のトモダチに電話しては泣いて、勉強とかそれどこっちゃなかった。
そしてある朝。
バスで行くトコロを「学校なんか着きたくないし。行ったら消えちゃってればいいのに」とか思ってトボトボ歩いてはじわーっと涙を浮かべる、そんな暗い朝。
後ろからすずずずずすすすずーーーーーーーって音が聞こえた。ので。
何???????って思ったら、
さっそうと両手を広げて一輪車に乗った男の人がワタシの横を通り過ぎていきました。地元は自転車も乗れない坂だらけの街なのに、一輪車なんて生で見たのは初めてだったかも。
ヒトは本当に驚いたら無表情になるものですね。
そして、
「あ、いいんだ。都会ってけっこー何してもいいんだ。自由なんだ」
とか思ってしまったのんのん様。
他の人も別に驚いた様子もなかったし、この時「無関心の素晴らしさ」を知ることになりました。
そしてそっからホントーの新生活がスタートし、今ではあの時間がなかったら今のワタシはないってくらい貴重な4年間を過ごしましたのん。
泣いても悩んでもイイんです。とりあえず歩きだそう~♪ってカンジでホントに歩いてみる。
意外ときっかけはカンタンなコト。
ふっ偉そうだったな。すまん。しかも意味がよくわかんないし。
セーラーを見かけたのはココの近く。
飯塚市の「天然酵母パン パパン」。
ジャスコがわからなくて偶然見つけたんですねー。
ホント、なぜここまで方向音痴なのか自分でもわかりかねます。
「天然酵母」って旗が目立ってて思わず寄ってしまいマシタ。
紫いものフランスパン。
めためた固いので、ちょっとあっためたらいい感じになりました。
ちょっと見えてる紫いものクリームは、食べたらどわーっと中から出てきました。
これが甘くて、大好きな紫いものクリームがたっくさん食べられてシアワセでした。
なんか可愛い名前だったパン。「モーモーパン」とかそんなん。
コッペパンにお砂糖がかかった、よく見るパンではあるけど優しい味で甘くてスキ。
チョコが入ったフランスパン。
これも固いのであっためる。
月並みだけど噛めば噛むほどのパン。
甘いのが入ってるからワタシでも大丈夫。
くるみラスク。
ラスク関係がいっぱいあったのでこれだけ1つ買ってみた。
ラスクって小さなイメージがあったけど、普通に食パンのサイズ。
サクサク。
くるみくるみ。
優しい雰囲気でゆったりしたパン屋さんでした。
迷ったらたどりつけるワタシは、わざと間違ったらまた行けそう。(ちなみにそんなに難しい場所じゃないハズ)
天然酵母パン パパン
福岡県飯塚市若菜259-24
0948-28-8333
10:00~18:00
日祝日休
Pアリ