宮沢元首相が亡くなられたとのこと。
宮沢さんが首相になったのは72歳。
テレビで見た当時の彼は、はつらつとして、ツヤツヤしていて、とても72歳とは思えない。
その後、大臣などを歴任していく彼もまた、なんと若いことか。
昔、学校の授業で、なぜ政治家は歳をとっても勤められるのか?
という話を聞いたことがある。
答えは「判断力」
どの道へ進むべきか?という答えは年配者の判断力の方が正しいことが多いからだそうだ。
もちろん、多くを知りすぎている分、臆病になったり変化を嫌ったりすることもあるのかもしれないが、政治的判断には年寄りも必要なのかもしれない。
小泉元首相が、中曽根元首相の引退問題でもめたときもこの「判断力」の話を思い出した。
怒る中曽根元首相の目はまだまだ現役政治家の光を放っていたように思う。
そういえば、昔の時代は、年寄りをもっと大切にしていた。
長老がいろいろなことを予言したり、判断して、若者は素直にそれにしたがったものである。
本当にそれがいいのかどうかはわからないけれど、宮沢元首相の判断力は頼りになりそうに感じていた。あれあれ?自分でも不思議。
いつからこんな風に思っていたのかしらん。