2017年のお盆は、迎え日の盆入りが8月13日(日)、中日が8月14日(月)、送り日の盆明けが8月16日(水)であるが、中日にあたる今日は、3ヶ所にお参りに伺う。



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先ずは、菩提寺の山形市の長源寺へお参り。

関ヶ原の合戦後に、最上義光に代わり、山形藩の城主になった鳥居忠政は、父の元忠の菩提を弔う為に、1602年に長源寺を開いたとされる。

墓地の中央に、大きな菩提が建立されている。



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母親、弟家族、そして自分達で、お参りをする。

父が亡くなって、8月20日で14年が経つ。
早いものだ。

その後、本堂の位牌壇に手を合わせお参りをする。

そして、葦原住職家へお中元とご挨拶に伺う。




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その後、大曽根の古館の妻の実家に伺う。

義母の新盆である。
お義母さんの仏壇も、花が沢山飾られていた。


亡くなったのが、昨年の8月2日だったので、昨年が新盆だと思ったが、四十九日が終わらないと、仏にならないので、今年が仏として迎える初の盆ということらしい。



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義兄は、大曽根餅つき保存会会長。
朝から餅をついていてくれたそうだ。

きな粉餅、納豆餅、そして、今話題の新関徳次郎考案の「ダシ餅」を食べる。



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ちょっと一味唐辛子をまぶすと、さらに美味い!

食べたことがあるようでない郷土料理である。
夏には、とても合う。

奥様の義姉の里美さんが、わざわざダシを作ってくれて、餅を混ぜた。



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里美さんも郷土料理の達人。
「さとみの漬物講座」は、相変わらず引っ張りだこ。



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先日の「ヨミウリウェイ・読売WAY」でも取り上げられていた。

「オクラの一本漬け」など、さまざまな新作が登場していた。



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なんと、「オクラの一本漬け」が出てきた。

とても、シャキシャキして美味い!
歯ごたえもあり、サラダ感もある。



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「なすの焼酎漬け」も、初めて食べて美味しかった。

粕漬けとも違うが、似ているところもある。
味が深くて美味しかった。

滞在2時間半で、さまざまなことを話し、古館を後にする。

今日は、山形大花火大会なので、大曽根や須川周辺は賑わってきたのだ。



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そして、本家で、昨年の正月に享年96歳で亡くなった伯父と、40代半ばで、熱量のあり、正義感が強かった弁護士の従兄弟をお参りする。

その息子の展彦は、父親が亡くなった時は中学生だった。

自分が作ってくれた、カスタードプリンを振る舞ってくれた。

伯母も元気で、美栄子知事は、一生懸命伯母を支えていた。
伯母も90歳近いのである。


長源寺、古館、そして本家を周り帰宅したのは夕方になっていた。

今回は、80歳を越えた母親も、3ヶ所とも一緒にお参りをした。

良かったと思う。



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その後、本家の展彦が盆礼にすぐ来てくれた。

仏壇のお参りの後、彼は神棚を見て、「ちょっと直していいですか?」と、みるみるオーラが出るような、開かれた神棚になったのである。

流石である。

彼は、パティシエではなく、本業は神職である。


神社庁の職員であり渋谷県長に仕え、諏訪神社でも澤村宮司に仕える。


先人や、先祖に手を合わせること。
祖父母や父母に手を合わせること。
お盆の時に、節目として、外したくはない行事である。


やったから良いとか悪いとかではない。
自分の心の中の問題なのである。