8月9日(水)、自分と同じ歳であり、日本の経済界の中心、さらにはIOTやIT、セキュリティのど真ん中で、大活躍をしている2人の人物が来社した。

鈴木達氏は、山形県出身。
山形市立第五中学校から山形東高、東北大学を経て、日商岩井に入社された。
あのグラマン・ダグラス事件で有名になった海部八郎氏の最後の日商岩井世代である。

海部八郎氏のことは、会食の度に話題になり、あんな凄い商社マンはいないとのこと。

それには、同席した丸紅出身の有田氏も同感とのこと。

その後、鈴木達氏は、日商岩井の常務、オリンパスグループの社長、UCOMの社長など、大きなくくりでは、日本の情報やIT系の仕事や、AIやIOTのオーソリティーとして、第一線で活躍してきた。

山形東高の同級生には、デザイナーの奥山清行氏や、伊藤三之弁護士や、大舩憲司藤庄印刷専務がいるが、同年代の中で、やはり彼が出世頭と皆が認める。

現在は、セキュリティのリーディングカンパニーのテリロジーの副社長をしている。



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四山楼の京子女将の隣で存在感を発しているのは、九州の雄の有田大助氏。

有田氏も、女将も、鈴木氏も、自分も同学年。
とても、奇遇ではあるが、嬉しくなった。

みんなが、まだ第一線で頑張っているからである。


有田大助氏は、福岡県出身。
九州大卒業後、丸紅へ。

海外勤務などを経て、楽天コミュニケーションズなどのIT系の仕事に就き、統合後のアルテリア・ネットワークスの代表取締役となる。

アルテリア・ネットワークスは、社名が変わる前はUCOMである。

UCOMは、第1種通信事業者であり、アルテリア・ネットワークスに統合してからは、太平洋の海底ケーブルや、その陸上げ、独自の高速回線を全国に展開している。
通信事業に特化した企業である。

実は、武林社長の時代に、当時のケーブルテレビ山形、現在のダイバーシティメディアの大株主になられた。


今回は、4K放送に伴うケーブルテレビ局の今後の展開や、コンセプトを把握しに来られ、同時に、様々なアライアンスの提案に来られたのである。

有田大助氏も、当時はロッキード事件からリストラクチャーのど真ん中にあった丸紅を、体験してきた歴史の証人である。

日商岩井の鈴木達氏、丸紅の有田大助氏。

両会社とも、日本の高度経済成長の根幹を支え、経済界のみならず、政界…つまり、政治家と企業が、役割を分担しながら、この国のカタチを作ってきた時代の中核を担ってきた方々の後継者たちであるのだ。


だから、政治、経済、歴史、文化、哲学や思想、全てに精通しているし、人脈も、経済界の本流からITベンチャーまで幅広い。



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刺身、鱧のお吸い物、天然鮎。

山形県の食材や水や米について、自分は、いつものように、必死に有田さんに説明し、ピーアールする。

山形を愛してもらうことが、ファンになってもらい、リピーターになってくださるからだ。



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鈴木達氏も、山形出身なので、一緒に山形県の良さを語ってくれる。


女将さんが、上喜元の3本しかないという金賞受賞酒を蔵出ししてくださり、有田氏、随行の重永部長とも驚いていた。



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白鷹の牛刺しは、ニンニク、生姜、辛味噌で、食べるようにとのこと。



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庄内の岩牡蠣。
これには、「日本海では珍しいね」と、アルテリアネットワークスの重永部長が感動していた。



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そこへ、通りすがりに、山形県一の芸妓の菊弥さんが登場。
わざわざ、東京の経済界の重鎮が来県していることを聞き、ありがたいことに、顔を出してくれたのだ。

山形をピーアールする気持ちは、彼女も同じである。



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この日、自分達は、すっかりご馳走になってしまった。

彼らは、わざわざ山形県に交通費を出して来てくださり、さらに、食事や宿泊をしてくださる。

まさに、彼らこそ、地方創生を体現してくれる方々だと感服したのである。



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締めの山形のそばまで、タイムリーで、山形のそばの凄さもアピールできた。




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二次会場のフェイスでは、重永部長の出身地の鹿児島県の話から、鹿児島名物の白くまアイスの話になり、「甘酒カキ氷」が山形にはあるんだと鈴木達氏が言う。

みんなでググると、宮町の「とうかい」という喫茶店で、米鶴酒造の甘酒を利用した「甘酒カキ氷」が500円とのこと。

そうしたらフェイスに甘酒があるとのことで、みんなでいただく。


ロッキードやグラマン、トランプから金正恩、放送通信業界の未来予想図、政権の在り方、50歳を越えてからの趣味、最後は白くまアイスと甘酒カキ氷まで…とにかく、話しまくった。


同学年のメンバーで、こんなにも、深く話せたのは、とてもいい刺激になった。


鈴木達氏とは、1年に1回くらいは夜中まで語り合うが、有田氏が仲間に加わったことは大きい。


これからは、彼らの人脈やスキルも借りて、東北創生の為に、力を注いで頂きたい。


とてもいい同窓会のような時間であった。

まだまだ、頑張らねば!
そう刺激を受けた日であった。