今日、朝日町の友人であり、人生の先輩の方から、カサブランカをいただいた。
『お父上の仏壇にでも供えて欲しい」との言葉に、心が揺さぶられた。
まるで王国のプリンセスのように華やかで気品漂う花で、「ユリの女王」と呼ばれる。
8月6日は、広島市に原子爆弾が投下された日。
8月9日は、長崎市に原子爆弾が投下された日。
8月15日は、終戦記念日。
8月13日から8月16日までがお盆である。
過去があるからこそ、今がある。
過去があるからこそ、今がある。
今があるからこそ、未来がある。
先人に、花を手向けることを、今日、先輩であり友人である方から、また教わった。
大型の台風直下の日本。
悪口の言い合いや、ありもしないデマゴークの書き込み、ポジションやポストへの拘りや、自己愛の顕示など、歴史の大きな流れの中では、どうでもいい情けないちっぽけさ。
自分もマスコミの一部かもしれないが、メディアの報道を見ても、ご多聞に漏れずである。
自戒をしながら書いている。
台風の風に立ち向かい、大波の海に舟を漕ぎだす勇気すら持たない現代人が多い中、よくぞこの日本国を、この世界を、先人たちは次の世代に繋げてくれたと感謝するのである。
8月、何かの為に、誰かのために、生き抜いた先人たちに、何度か手を合わせたいと思うのである。