来週の7月7日は、年に一度の七夕である。

ムービーオンやまがたのホワイエには、いたるところに古材を再利用している。

つまり、昔の建物を作る上で、特に主柱となった材木や、古木を使うことによって、山形の古くからの歴史や伝統を受け継ぐ場所にしたいとの思いがあった。

世界的工業デザイナーの奥山清行氏は、古材と漆喰の壁にこだわった。

蔵の文化や、城下町の山形の街をイメージしたのだろう。

そして、入り口すぐにはシンボル的な木が作られている。

まさに、これこそ、「古きものに命を吹き込み、再生させる木」なのである。



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中国の南北朝時代の「荊楚歳時期」に、初めて歴史上は、7月7日に牽牛と織姫が会合する夜と明記されている。

さらに、夜に婦人たちが、7本の針の穴に美しい彩りの糸を通し、捧げ物を二話に並べて針仕事の上達を祈ったと書かれている。


節句とは、節目であり、佇み、何が大切なのか、自分の必要なものを考え、そして願う日であるような気がする。

是非、映画に行った時は、ムービーオンで、願いを短冊に書いてみてはいかがだろうか?