6月2日(金)、ムービーオン山形にて、山形県興行生活衛生同業組合の平成29年度の定時総会が開催された。
場所を変えて、この日も、七日町の花小路の「浜なす」で懇親会をひらく。
全員で記念写真。
県内の映画館が全て加入しているから、山形県の興行組合は、素晴らしいと思う。
フォーラム山形、ソラリス、フォーラム東根、イオンシネマ米沢、イオンシネマ天童、イオンシネマ三川、鶴岡まちなかキネマ、ムービーオンの8館の責任者が全て揃う。
第1号議案が、平成28年度の事業報告、収支決算報告。
第2号議案が、任期満了に伴う、理事・役員選任。
第3号議案と第4号議案が、平成29年度の事業計画、収支予算案。
全てが承認された。
理事長は、自分が再任される。
副理事長に鶴岡まちなかキネマの木戸社長、常務理事・事務局長にムービーオンの藤木取締役支配人、監事にフォーラム山形の森合支配人と、鶴岡まちなかキネマの畠山支配人。
理事には、イオンシネマ米沢の大石支配人、イオンシネマ三川の山脇支配人、イオンシネマ天童の安倍支配人、ソラリスの長澤代表、フォーラムグループの長澤純副代表、フォーラム東根の掘支配人、ムービーオンの荒井朋美副支配人。
そして、今回初参加の、イオンシネマ米沢の鶴井支配人の後任の大石遼支配人の挨拶。
旭川市出身の、とてもシャープで聡明な方である。
山形県は、いわば日本一のシネコン激戦区。
10万人当たりのスクリーン数は、全国1位。
普通だと、バチバチのケンカ、あるいは足の引っ張り合いになりがちだが、この3、4年のうちに、とても親和的で仲の良い団体となる。
やはり、顔を合わせ、飲んだり食べたりしているうちに、一体感を持つのである。
小さいパイを、奪い合うことにエネルギーを注ぐより、あと10パーセント、映画を観に来てくれる人を増やすことが、全ての映画関係者の願いなのである。
2年前からは、全員で、配給会社の20社くらいの担当者の方々や、4つのテレビ局の方々を招き、研修会と、芋煮会の懇親会を行なっている。
場所を変えて、この日も、七日町の花小路の「浜なす」で懇親会をひらく。
ほぼ全員が参加した。
旬の料理が並ぶ。
日本酒は、数ある山形県産酒から、「壷天」と「雅山流」を、木戸社長と長澤純君が選ぶ。
話もとても盛り上がる。
山形牛のローストビーフと、金目鯛の蒸しものである。
いろんな悩みや、取り組みを共有する。
また、組合としてのチャレンジも話し合う。
山形のそばで締める。
全員で記念写真。
次の二次会の「フェイス」では、コンセのメニューや、映画のプログラムの組み方など、様々な話しが出て、みんながとても真剣に話していた。
初参加の大石支配人は、「いつも、こんなに真面目な飲み会なんですか?」と、驚いていた。
そう、夜中まで、映画ファンをどう拡大するのか、スタッフのあり方をどうするのかナド、とにかく映画の話だけであったし、いつも、そこが基本の飲み会である。
だから、みんなが集い一体感を持つのである。
同業だから、分かち合える悩みや辛さ。
同業だから、語れる映画ファンの動向やマーケット。
組合の必要性を痛感した夜であった。
そして、とても充実した夜であったのである。