５月１０日（水）の午後２時より、パスラボ山形ワイヴァンズの選手とフロントが、山形県庁を訪れ、吉村美栄子山形県知事、若松副知事、大澤観光文化スポーツ部長へ、Ｂリーグ元年となる今シーズン終了の報告と御礼に伺った。
選手１１名（ゲイリーが実家に１時帰省の為欠）と、石川アシスタントコーチ等と、県知事室を表敬したのである。
途中まで、２位に並びかけていたワイヴァンズであったが、最下位の岩手ビッグブルズからの２連敗後、棟方ヘッドコーチが東京を離れられなくなり、指揮を石川アシスタントコーチへ渡したものの、そこから６連敗。
計８連敗となり、最後の最後で失速し、５位でシーズンを終えたのであった。
そんなこともあり、胸を張っての報告にはならなかったが、Ｂ２の１８チーム中４位の集客を維持できたことや、SNS部門で第１位に輝くなど、ファンやブースターの応援が凄かったことも合わせて報告した。
吉村美栄子山形県知事は、笑顔で迎えて下さり、選手達を励ましてくださった。
終始、とても和やかな雰囲気であった。
県民の希望であるので、次節はさらに奮起していただき、Ｂ１昇格を目指して欲しいと、激励を受けた。
石川アシスタントコーチは、しっかりした言葉で、県民の皆さんへの御礼と感謝を伝える。
佐藤正成キャプテンも、今シーズンの悔しさを、来期で挽回したいと話す。
佐藤正成キャプテンから、吉村美栄子山形県知事へ、サイン入りのバスケットのボールを贈らせていただく。
久しぶりに、正成キャプテンの笑顔を見た。
かなりタフなシーズンを、彼はキャプテンとして、支え続けたのである。
その後、約１０社のマスコミの記者の皆さんの囲み取材を受ける。
今シーズンを振り返ってとの質問があり、「当初は、十分優勝を目指せる位置にいたが、６０試合というタフなシーズンの中で、次第に体力は落ちて、怪我をする選手が多くなった。 その中で、コーリーの骨折は、失速の１つの大きな原因に挙げられる。
彼は、１試合４０点をたたき出せる選手。
失速の２つ目の原因は、やはりヘッドコーチの戦線離脱が挙げられる。
ご母堂様のことで、東京を離れて、山形で練習やスカウティングなどが、できなくなってきたのだ。
残り３週間、６試合を残した時点では、ヘッドコーチを交換することはできず、アシスタントコーチへ指揮を渡したのである。」
その結果が、今年のワイヴァンズを物語っている。」と話す。
棟方ヘッドコーチの任期は３年契約であるが、１年に契約変更し、５月末日で退団することになる。
残念であるが、その選択しかなかったと話した。
その後、キャプテンの正成選手からも、シーズンを振り返った話があり、ファンやブースターから支えられたことを話す。
今シーズンの応援への感謝と御礼、そして、来シーズンのパスラボ山形ワイヴァンズの再生を誓ったのである。