通常の日々は、自宅で夕食をとる機会は、ほとんどない。

会議後の夕食、会合や接待での夕食、祝賀会や総会等での夕食、ディナーミーティング等の打ち合わせを兼ねた夕食。

月曜日から土曜日は、ほぼ外食である。

日曜日で何も予定がない日のみ、自宅で夕食となる。


だから、母親と、自分の家族と、弟の家族と、夕食を一緒に食べる機会は、お盆と年末くらい…。

しかし、今回、強い要望が弟の嫁、つまり自分の義妹からあった。
それに、妻も賛同し、母親も賛同して、確定したのが「ボーノ」でのイタリアン。

以前から、七日町の有名イタリアンの店「ボーノ」が、ダイバーシティメディアの向かいのシベールの2階の「エルミタージュ」の後に、移転することになったとの話題が出始めた頃から、「オープンしたら、行ってみたい!」と思っていたようである。



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結局、仲間たちとキャンプに行っている長女、広島で映画のエキストラをやっている次男は、参加できず。

その他、全員出席で、彼女らの「ボーノ」での夕食が叶ったのだ。



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今回は、ボーノの佐々木オーナーシェフからは、かなり融通を効かせて頂いた。

いつも予約で満員なのである。

これまでの「ボーノ」ファンの方々が、ゴールデンウィークで帰省し、この機会にリニューアルした「ボーノ」に、新たなイタリアンを食べに来た方々が多かったようである。

急な予約だったが、しっかり対応してくださった。



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弟の中学一年生の息子と、小学2年生の娘も、最後まで、「美味しい!」と連発していた。

ちょうど、前回、アンダーグラフとディナーで座った席だった。

この日は、古林さんの他に、4人の女性の店員の方々が、料理を運んでくれた。

満員御礼。
店まで来て、すぐ帰って行った方もいらした。

やはり、全席予約で正解かもしれないし、メニューの1コース化の流れも正解かもしれない。



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弟は笑顔がなく、トランプ政権と北朝鮮問題を考えているのか…難しい顔。

その後、ネクタイをしてない自分自身が、公人としてダメだったようだ。



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フランスロワール産のホワイトアスパラガスのサラダ・ラビゴットソース。



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フォアグラのフラン。

深く甘く美味しい!
みんなが唸ったフォアグラの茶碗蒸しである。



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七日町からの「ボーノ」伝統の定番、パルミジャーノチーズののリゾット。



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自分の妻も、弟家族も、初「ボーノ」であり、噂以上に美味しいと喜んでいた。

特に、妻は、白ワインはまあまあ、赤ワインはメチャウマ!と感激していた。



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珍しく、弟も「美味しい!」を連発していた。

サクラマスの燻製と、グリーンアスパラガスオランデーズソースである。

とても、燻製の浸みた味がしていた。



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リニューアルオープンしてから、すでに5回以上、「ボーノ」に来ているのだが、気がついたことがある。

七日町の庶民的なイタリアンに比べ、料理のレベルが上がっているのだ。

食材や料理時間、完成度の高みなど、高級イタリアンのお店に変えようとしているような気がしたのだ。

話してみると、そのようである。

満足していただけるイタリアンの真髄を、コースに込めて提供する。

それも、全席予約にして、よりお客様と向き合う手法に変えようと試行している。



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どれが正解かはわからないが、このレベルのこのコースで、5000円の料金は、けして高くないと思った。

山形牛ほほ肉の赤ワイン煮。
柔らかく、口に入れると溶けてしまう。



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湯田川孟宗のパスタ。

その他、パンとコーヒーも出る。



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最後に佐々木シェフの得意のドルチェである。



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移転する準備期間の間、かなりの店を食べ歩きながら、さらなる深みを目指し、イタリアンの研究をしたそうである。


自分のブログに書いてある店にも、食事に行ったとのこと。

50歳を超えて、再スタートを切る覚悟を、佐々木オーナーシェフに感じた。


すでに、満員御礼。
しかし、いつまで続くかは、これからのアイデアと努力次第。


是非、山形のイタリアンの代名詞になって欲しい!