昨年の11月のYMF山形国際ムービーフェスティバル以来、しばらくぶりに、女優の菜葉菜と夕食をとる。

所属事務所のTアーチストの浅野社長と、現在、映画「赤い雪」を製作している甲斐さやか監督も一緒に、彼らにとっては初「佐五郎」のスキヤキを食べる。



{4D4462E9-91C8-47CC-B970-0170385A2779}
菜葉菜が、元気そうで安心した。

この十数年間、YMFのイメージ女優であり、東北ケーブルテレビネットワークのイメージ女優でもある。



{46B90870-0844-4279-9DCE-B83F1A64FC4B}
山形県でNo.1と言われる「佐五郎」のスキヤキ。

極上の米沢牛を食べる。



{51C97B31-BDF1-4E5C-8B34-D2972FE98111}
過去に、吉永小百合さんや石田ゆり子さん、行定監督や仲村トオルさん、先月は映画「3月のライオン」の大友啓史監督など、多くの著名人と訪れた店である。



{7E1EB643-4800-4F68-A0B5-72AE6063DA1B}
この十数年間、蔵元数の金賞受賞率が日本一なのが山形県。

醸造部門で世界1位に輝いた出羽桜酒造の「一路」を開ける。
日本酒好きの菜葉菜は、超喜んでいたのだ。



{0E8C59D1-EDAC-44DB-A8CF-E2E9F2A10E43}
今回の、山形入りの目的は、第10回YMF山形国際ムービーフェスティバルにて、準グランプリを獲得した甲斐さやか監督と、自分を是非会わせることだったらしい。



{58B2147B-D34A-410A-8D4C-AE99EAB44790}
タイトルは「赤い雪」
彼女の作家性というか、脚本がとても良い作品である。

甲斐さやか監督が準グランプリを獲得した2014年のYMF山形国際ムービーフェスティバルのコンペディション部門は、例年になく最終ノミネート作品のレベルがとても高かった。

現在、新作を製作しようとしている山本亜紀監督の「ネクタイと壁」がグランプリを受賞した年であり、甲斐監督は、「オンディーヌの呪い」で準グランプリに輝いた。
「能」の本質を、人間の持つ光と影に重ねた作品で、長塚京三さんの迫真の演技が、とても素晴らしかった。



{2E586952-9078-49B0-8F26-49334E9063B6}
その甲斐さやか監督が、山形県で、菜葉菜と永瀬正敏さんが主演の映画を撮影したのである。



{7BA25171-2AAA-470E-AF6F-4020B1142ACA}
{031A61BD-E2DC-43CA-88FA-0E49C094315D}
{8A4F7D86-AD76-4723-B1A0-3D57B32104DA}
その他にも、佐藤浩市さん、夏川結衣さん、井浦新田さん、そして映画初出演のイモトアヤコさんが出演する。



{50FF3099-DA0A-4F0A-8D71-74BF157E5A9A}
菜葉菜にとっては、初の本格主演映画であり、かなり充実したロケだったようだ。



{C1D38567-01B8-44EC-AF00-A2AC483F3BC2}
意外だったのは、甲斐監督の芸術性の深さやクリエーターとしての資質が素晴らしく、YMFで準グランプリを取った3年前には、その才能に気がついた選考委員の方々が準グランプリとしたが、ここまで凄い価値観をお持ちだとは、ちょっと驚いた。

河瀬直美監督のようで、河瀬監督にあらず。
数年後、世界中が、彼女に注目するかもしれない。
東京大学を作った一族で、日本の文芸界のど真ん中で育ったからこそ、視点が素晴らしい。



{493494C0-7942-42FC-B23F-0885CF94E923}
{EC5DAC57-498C-4BC3-AB2C-E722416133AA}
二次会は、チャーリーブラウン。
チョコホンデュがとても美味しかった。



{80090784-708D-4ED8-8F8F-19A7E9FD0D75}
これから、どんな展開が待っているか、まだわからないが、彼女たちの才能を開花したいと思った。

夜中まで、映画や社会や、人間関係についても語り合った。

とても楽しい時間であった。