久しぶりに山形県入りしてくださった大河チェアマン。

プロサッカーのJリーグを、川淵三郎チェアマンと共に、常務理事として作って来たスポーツビジネスのカリスマである。



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これまでもプロバスケットボールペンのBリーグのこれからについて、多くを話して来た。

3つのリーグを1つにまとめたのは、川淵三郎会長と大河チェアマンの絶対的な力量によるところである。

しかし、これからのBリーグをどうして行くのかは、全国の40を超えるB1、B2、B3の各チームのオーナー達が、それぞれの意見を持っているのは当たり前であり、それを勘案しながら舵を取って行かなければならない大変さはある。

未来の在り方やビジョンを、是非、近い将来に、リーグの方から出していただきたいと話す。



大河チェアマンは、ひとつの物差しというか、目安を教えてくださった。

プロ野球の1チームの売り上げは、約140億円で、選手は70人とすると、選手一人当たりの生産高は、約2億円。

プロサッカーJ1の1チームの売り上げは、約30億円で、選手は30人とすると、選手一人当たりの生産高は、約1億円。

プロバスケットB1の1チームの売り上げは、約6億円で、選手12人とすると、選手一人当たりの生産高は、約5千万円。


上記の売り上げから導かれた給料は、年俸で、プロ野球で約4000万円、サッカーJ1で約2000万円、バスケットB1で約1000万円となり、そこを目標にしなければならないとの話があった。

現状のパスラボ山形ワイヴァンズでは、到底届きもしない金額ではあるが、日本のトップリーグのトップ選手であれば、当たり前の報酬なのであろう。


そこまで、なんとか会社を育てなければならないと、改めて思ったのである。

その他にも、アリーナ建設や、審判部のレベルアップの話や、とても有意義な時間であった。


ランチミーティングの場所は「ボーノ」なのだが、話すのが重要で、ランチを味わえなかったのである。

オリンピックまで、あと3年。

様々な課題をクリアしていければと感じたのであった。