2月19日(日)、東京エクセレンスとの東京での第2戦目。
全選手に言えるが、パスミスやリバウンド、何よりも、自分に回って来た数秒のチャンス。
本当のワイヴァンズの強さを、次の試合では見せてほしい!
パスラボ山形ワイヴァンズとしては、昨日の接戦を検証し、勝ったとはいえ、薄氷の1点差を真剣に捉えなければならなかった。
第3クォーターを終え、山形ワイヴァンズが57点、東京エクセレンスが54点。
昨日同様、接戦であり、昨日の反省点が、まだ十分に活かされていない序盤となった。
途中、オールコートのマンツーマンディフェンスなども試したが、試合全体を通して、イージーミスが多かったと思う。
迎えた第4クォーターは、エクセレンスが20点、ワイヴァンズが13点。
差しきられた!
通訳の山形南高出身で、駿斗と同級生の門間(左側)は、この日が本当の引退試合であり、勝利で飾れなかったことは、とても残念である。
右隣が、これからワイヴァンズの通訳になる新人である。
試合結果は、山形ワイヴァンズが70点、東京エクセレンスが74点。
4点差の敗戦である。
それなりに、みんな一生懸命やってくれたし、疲れも蓄積されているとも思う。
また、こんなことを言うのは、東京エクセレンスに失礼だと思いつつ、どうしても今日試合は残念極まりないのである。
勝てる試合、勝たなければならない試合を落としているのだ。
パスラボ山形ワイヴァンズにとっては、B1に上がる為の分水嶺の試合であった。
前回、島根スサノオマジックからの大敗の後に、全スタッフ、全選手ミーティングをし、そこで確認したはず。
シューターはシュートをする。
シュートを打たなければ、野球のバッターが打席に入る必要はないのと同じ。
シュートの成功率を問うよりも、シュートを打たないところに問題がある。
「点を入れたくて入れたくてしょうがない!」という、その闘志が伝わってこないのだ。
また、ガードはいいパスを出していない。
シューターにちゃんとパスを出さなければ、ガードではないのだ。
未だに、自分がシュートしようと言う気持ちが伝わってくる。
打つなとは言わない。フリーのシューターが、多くの場面にいるのに、見えていないのだ。
全体を見て、パスを出さなければ、次のステージでは、ガードとしては通用しなくなってしまう。
センターが、唯一ゴール下の厳しいマークの中で、健闘していた。
しかし、インサイドとアウトサイドのバランスが悪いのも事実。
とりわけ、アウトサイドへボールが出ていないのだ。
山形に戻ったら、1から再構築をしてほしい。
B1昇格へ後がないのだから、厳しく自己検証をしてほしい。
コーリーにとっては、東京エクセレンスは古巣である。
スポーツマン同士の良いシーンだった。
全選手に言えるが、パスミスやリバウンド、何よりも、自分に回って来た数秒のチャンス。
それを生かさなければならない。
本当のワイヴァンズの強さを、次の試合では見せてほしい!