何故なんだろう?
バスラボ山形ワイヴァンズに、重くのしかかる勝率5割の壁。
決して地力が劣っているとは思わない。
むしろ、パスラボ山形ワイヴァンズの方が、実力は上のはず。
昨日の試合も、4点差で辛うじて逃げ切ったが、実際はもっと大差で勝っていたはずである。
今日も、試合序盤から、差をつけられる。
伊澤選手や高橋選手は、まだ本調子ではないにせよ、チームとしての流れがおかしいし、攻守にメリハリがない。
ファンブルが多くて、ボールもしっかり掴んでいないように感じる。
コート内での声かけやコミュニケーションが、十分だったかはわからないし、ガードの山本も連戦の疲れが出たのかもしれないが、昨年のポイントガードだった柏倉の「鬼の様な形相での戦いぶり」を、是非思い出してほしい!
あれよあれよと言う間に、大差がついた。
前半終了時で、23点差。
キツネにつままれた様である。
必死に立て直そうとするヘッドコーチやチームスタッフ。
もちろん、愛媛オレンジバイキングスが、昨日以上に攻撃力をあげてきたのを、把握していたはずなのだが…。
後半は、かなりワイヴァンズがアップした。
後半だけで、50点の得点を重ねたのだ。
ケントも、スリーポイントシュートを何回も決めて、チーム内最得点を獲得する。
追い上げがすごいのだから、もっと前半にしっかり防いでいたら、ワイヴァンズが勝てたと思う。
7点差までは、詰めたんだが、ここまでが精一杯だった。
バスラボ山形ワイヴァンズに、重くのしかかる勝率5割の壁。
これを打ち破らなければ、プレーオフ進出は無理。
いよいよ、今月から、今季のシーズン後半に入るのである。