土曜日の夜は、できるだけ映画を観たいと思う。

週末は非日常の世界で、心を潤す。

たまたま、ムービーオンの前では、ダイバーシティメディアの横山成美アナウンサーとバッタリ。
高橋ムービーオン常務、ダイバーシティメディア秘書広報室の後藤と、みんなで観ることにした。


155人の命を救い、容疑者になった男、SULLY。

2009年1月15日午後3時半頃、USエアウェイズ1549便が火を吹き、ハドソン川へ着水した真実の話。



この素晴らしい映画の主役は、トム・ハンクス。



最後まで、乗客の命を守る為に、最後の最後まで諦めず、全身全霊を捧げたパイロットの使命が輝いていた。



『英雄』と、全世界から称賛された、奇跡を呼び起こした機長のサリー・サレンバーガー。




しかし、この「究極の決断」に思わぬ疑惑がかけられる。

ラガーディア空港に戻れなかったのか?
近くの空港に緊急着陸できなかったのか?
本当にエンジンが両方推力喪失していたのか?
ハドソン川への着水は安全だったのか?

国家運輸安全委員会の調査官による、度重なる追求は、サリーを、究極まで追い詰める。

孤立した彼を支えるのは、副操縦士と数少ない仲間、そして家族だけであった。




でも、誰よりも、彼を信じていたのは、命が助かった155人の乗客達。

ニューヨークの、あの2001年の9月11日のテロ以来、飛行機関係の事故では、とても感動的なニュースとなったのである。




この素晴らしい物語を、感動的なヒューマンストーリーとして映画化したのが、「アメリカン・スナイパー」で、アカデミー賞6部門にノミネートされた、クリント・イーストウッドである。

すでに、この作品は、来年度のアカデミー賞候補にあがっている。

また、本編すべてが、最新鋭のカメラIMAX65㎜で撮影されている。

イーストウッド監督の、まだまだ挑戦者である気概が、感じられる作品であった。

是非、いい映画が観たい方は、必見!