9月27日(水)、馬見ケ崎川原にて、山形県興行生活衛生同業組合8館(ムービーオン、鶴岡まちなかキネマ、ソラリス、フォーラム山形、フォーラム東根、イオンシネマ三川、イオンシネマ米沢、イオンシネマ天童)と、映画配給会社7社と、山形県の民放4局(山形放送、山形テレビ、テレビユー山形、さくらんぼテレビ)による、勉強会、その後の懇親芋煮会が開催された。



あいにくの雨模様であったが、なんとか小雨ですんでくれた。



場所は、唐松観音の麓で、日本一の芋煮会の大鍋が飾られている場所の側。



興行組合を代表して、理事長である自分から、日頃大変お世話になっている配給会社の皆さんと、テレビ局の皆さんへ、御礼を言う。

また、今年で3年目になる、勉強会&懇談芋煮会を、是非、来年以降も続け、大切な情報交換の場にしようと話す。



副理事長の木戸まちなかキネマ社長による乾杯のご発声。





芋煮は、ムービーオンの藤木支配人率いるムービーオン女性スタッフ。

そして、フェイスとパセオのママさん方が、助っ人として、昨年に引き続き参加してくださる。












山形県は、人口10万人当たりのスクリーン数は、全国トップの4.91であり、全国平均の2.61を大きく上回る。
徳島県は1.29の最下位い。

このデータが意味するのは、山形県が人口に対して、圧倒的にスクリーンが多い、つまり、映画館がひしめいていることを表しているのだ。

それだけ、8館が凌ぎを削りながら、集客争いをしている。

しかし、我が興行組合の考え方はちょっと違う。

決まっている市場(マーケット)のパイの奪いあいだけではなく、市場やパイを大きくすることの共同戦線も張っている。

映画の第一次の興業収入は、ここ十年以上の間、2000億円の横ばいである。

つまり、観に来てくださるお客さんの数は、ほぼ10年間、変わらない。

だから、興行組合では、お客さんが、映画館へ足を運んでくれる回数を倍にすれば、全国では4000億円になると考えている。
あるいは、映画を観に来てくれる人を倍にしても同様の結果になる。

「観に来る機会を増やすか、ファンの人数を増やす。」

その為に、民放やケーブルテレビ局、さらにはモバイルとの連携も必要である。

各々のサイトが凌ぎを削り合う一方で、組合は統一てして映画のマーケットを醸成する。



この懇親会を通して、興行組合の考え方を理解していただく。






そして、いよいよ、米沢牛のバーベキュー。



焼き鳥も美味しかった。



そして、定番の芋煮カレーうどん。




これはこれで、別腹で食べられるから、最高のB級グルメである。




二次会はフェイス。



三次会はパセオ。

このあと、若い皆さんで四次会(中華料理)、五次会(スナック)、六次会(コンビニ飲み)まで行ったらしい。

すごいパワーである。

1年に1度のイベント。

来年も、是非、続けていきたいと思う。