本日、9月23日(金)、老舗料亭「嘯月」にて、東海山形高校の全面改築工事に伴う「顔合わせ会」が行われた。



自分が、いつもお世話になっている、本間設計事務所、市村工務店、東北電化工業、弘栄設備工業、そして、東海大学山形高校の、主だった人達が集まり、未来に向けた校舎作りに、心をひとつにしたのである。





まるで、何処かの襲名披露の様であるが、この老舗料亭「嘯月」の「鶴の間」の美しさ、「床の間と畳」の素晴らしさを、改めて感じる伝統的な「薫風和堂」の世界である。



学校の現場の責任者と、建築関係者が、お互いを知り、考えを知ることにより、施主と建築業者の垣根を取り払い、全員が同じ方向を向いて、心をひとつにすることができたと確信したのである。





「縁」や「繋がり」、「夢」や「志」、そして、多様性が溢れ、それぞれが自分の花を咲かせられる環境作り…それが、みんなで作る学校だと、改めて感じた。




余談だが、懇親会が始まったらすぐ、「嘯月」の当代の中山史人社長が、自分にボトルを寄越してくれた。

ワインかシャンパンだと思いきや、これが、高級烏龍茶なのであった。

自分がアルコールが飲めないことを知っているのだろう。

その心遣いに感激した。



その後の二次会は「エスプリ  ドゥ  カンパニュー」に行く。



初めて行ったが、素晴らしい店であった。

ここでは、明日から始まる「Bリーグ」や「パスラボ山形ワイヴァンズ」のことなどを話す。

様々な思いを、心に刻み、この歴史的な新校舎を、後世に誇れる宝として、作り受け渡す責任が、自分達にはあると確信した夜であった。

「契約」より「縁約」
目に見えるものではなく、目には見えないもの。
お金ではなく、心の通いあい。
繋がり。
現象と本質。

本間弘さん、市村清勝さん、会津圭一郎さん、舩橋吾一さん。

これからも、みんなで力を合わして、「新東海大学山形高等学校」を素晴らしい校舎にしたいと、強く思ったのである。