山形県は、映画の県である。

様々な映画のロケ地となり、とても多くの映画が製作されている。

また、山形国際ドキュメンタリー映画祭や、YMF山形国際ムービーフェスティバル、さらには県内各地で映画祭が数多く開催されている。


人口10万人当たりのスクリーン数は、47都道府県中、第1位である。

全国平均は「2.61」

第1位の山形県は「4.91」
石川県、福井県、愛媛県、福岡県と続く。

第47位は徳島県の「1.29」
福島県、高知県と続く。

ちなみに、東京都は「2.69」の22位、大阪府は「2.53」27位であり、ほぼ全国平均である。


いかに、山形県の映画館が激戦なのか…。

各シネマコンプレックスが、ひしめき合い、しのぎを削っている現状である。




そんな、激戦区の8映画館(8サイト)の代表達が集まる、山形県興行生活衛生同業組合の28年度総会が、昨日の5月31日(火)に、ムービーオンやまがたにて開催された。

フォーラム山形、ソラリス、フォーラム東根、イオン天童、イオン米沢、イオン三川、鶴岡まちなかキネマ、ムービーオンやまがたの山形県内に在る全ての8映画館が参加している組合。





自分は、山形県の理事長として議長を務めるが、何とか、全国の興行収入2000億円の産業規模を、3000億円にしていきたいと、本気で思っている。

つまり、山形県で言えば、全8サイトが、前年比で150%まで、集客を伸ばすこと。

その為に何をすれば良いのか?

まだまだ、組合として、映画鑑賞者のパイを広げることが大切である。

また、今年も、配給会社やテレビ局を招き、昨年のような合同研修会を開催することも決めたのである。




非常にスムーズな総会であり、予定より早まって閉会する。

鶴岡まちなかキネマの木戸社長が、これからも力をあわせて、映画鑑賞者を増やしていこう!と、総会を閉められた。





懇親会は、山形市七日町の「辰ずし」の別館。





稀代の美食家にして芸術家、北大路魯山人が言った、「夏ふぐこそ美味」

まさに、その言葉通りの、とても美味しい感激の「天然とらふぐ」の刺身である。





皆が、ヒレ酒。

火で、アルコールを飛ばす。



序鮨は、平目、ほっき、あおりいか。



ここで、突然、イオンシネマ天童の安倍健一支配人が、「結婚しました!」と、発表!

お幸せに~。




きす風干し、天豆、月山筍、唐墨。



鯨尾の身煮込み。



庄内産新もづく。



〆鮨は、小肌、うに、穴子、玉子。


皆が、美味しい美味しいと、食べながら、ヒレ酒を何杯も飲む。

様々なコラボレーションの案が出てきて、とても有意義だった。




二次会は、フェイスへ。

みんなの勢いは、夜中まで続いたのである。

自分達の目指すトコロは、パイの奪い合いではなく、パイ自体を広げ大きくすることであるのだ。