東海大学山形高校には、綺麗なハナミズキの花が咲いている。

何度か、このブログでも紹介したが、理事長室には、必ずと言っていいほど、花が飾ってある。




いつも、事務室のスタッフが飾ってくれているのだ。

花の名は、ハナミズキ。

東海大学山形高校の敷地内にも、風になびきながら咲いていた。

恥ずかしながら、その日まで、ハナミズキという花を、しっかり見つめたことがなかった。

知ったのは、一青窈さんの「ハナミズキ」という歌。

カラオケでも、たまに、徳永バージョンを歌う。


映画にもなったが、恋愛のこと?

歌の歌詞もお母さんに捧げる歌?


調べてみた。

一青窈さんの友人が、あの「9.11」で亡くなったことから、歌詞を書きだしたそうである。

当初の歌詞には、「テロ」とか「散弾銃」といった、過激な言葉が多かったそうだが、何度も何度も、贅肉を削ぎ落としていったら…「君の好きな人と100年続きますように。」


平和を願う詩になったのだ。


素晴らしいと思った。

一人のアーチストが、怒りや我慢を越えて、「隣の人を」、「平和な世界を」、願うことを、実現している。

体現しているのである。



東海大学山形高校の最も中心に置いている教育理念は、「命の等とさ」と「平和を願う心」を体得することである。


ハナミズキの花が、とても好きになってしまった自分がいた。

周囲を見渡せば、森羅万象、すべての出会いが、自分を待っているのかもしれない。