52対53。

昨日、パスラボ山形ワイヴァンズは、八王子トレインズに敗れた。

勝てばプレーオフ進出という一戦。

とてもとても、重苦しい展開の中、選手の心の中にあるプレッシャーに負けたような気がしてならない。

いつものプレーができないのである。






会場には、その瞬間を見ようと、2000名を越えるファンが集まってくださった。




マスコミ各社も、いつも以上に集まってくださった。






そんな大舞台の中、自分達のプレーができていない。

シュートも撃てないし、昨年、ワイヴァンズのキャプテンを務めた鳴海に翻弄され、兼子からも逆転のシュートを打たれてしまう。

前日の夜も、偶然二人と会った時、元気で何よりと話し、鳴海と兼子の成長にも
眉を細めていた。

この日も挨拶に来た二人を激励したのだが、その二人にしてやられてしまった。

嬉しいやら悔しいやら…。

彼らの成長を凌駕する活躍を、今のワイヴァンズの選手はできると信じている。







泣いても笑っても、今日の試合が最期である。

この1年のすべてを出しきり、自分達らしいバスケットをしてほしい。

プレーオフ進出がすべてではない。

大切なのは、自分らしさを実現することである。

結果は後からついてくるはず!



己から克つ。
克己心…未来をつかむ鍵となる。