長源寺の、若住職の話の中に、「生を尽きて、死へ希望を繋ぐ」という印象的な言葉があった。

たぶん、伯父敏夫の通夜の時に聞いた話。

翌、1月11日、伯父を荼毘に付す。






この日、伯父は、形あるものから、形無きものとなったのである。

肉体というものから、形無きものに変わっていくとしても、生きている時の希望…つまり、望みや願いは、全然色あせることなく、しっかり生きている人々に、手渡されて行くと、若住職が話されていたのだ。

きっと、伯父の願いを知る方々は、その思いを繋いでいってくれるだろう。